鉄道文化むらへ | 高橋 丈のブログ

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山を登るということ、辛い時の方が多いかも知れません。
でも、頂上で交わす握手や笑顔は代えがたいものが有ります。

日帰りハイキング、夏山縦走、雪の山、
色んな山について、ここで紹介したいと思っています。


  
今回新しい「ハイキング」というジャンルを追加しました。
そのハイキングへ初めて出掛けて来ました。

場所は上越線、横川駅隣に有る「鉄道文化むら」がスタートです。
上信越自動車道・松井田妙義インターを降りて長野方面へ約4kmに「文化むら」はあります。

トロッコ電車往復券を購入し、中へ入ると懐かしいです。
特急あさまですね。




トロッコ電車に乗って約20分、ハイキングコースのスタート地点の「とうげのゆ」駅です。 お客さんは全員降ろされます。
そして私はアプトの道を歩き始めます。
ここは横川駅と軽井沢駅の急こう配の線路をアプト式という方式で特急列車を後ろから押して登ったという線路跡がハイキングコースになっています。
ちなみに現在もそのアプト式は静岡県内の井川鉄道のみということです。
去年の夏のガイド仕事で聖岳に登った時、井川鉄道の駅をバスで通過しました。
あの鉄道がまだアプト式なんですね。

なるほど~

 
 
そのアプトの道を歩き始めます。
路面は整地されとても歩きやすいです。
軽い運動靴でも良かったですね。
登山靴は私だけでした。

こんなトンネルを幾つもくぐり抜けます。
トンネルの中はちゃんと照明が点いてますから安心です。
 
 誰も居ない写真ですが、そうではありません。
何人も出合いましたが、人は写しませんでした。



こんなにも春がいっぱいです。



歩き始めて20分頃にある休憩所です。
体が暖まってから衣類の調整に丁度いいですね。
 
影がなんともやわらかいですね。

 

ちゃんとサル君も写真撮影に協力的です。

 

1人でサッサと歩いてきたら35分で目的地の「めがね橋」へ到着しました。
橋の上から旧国道18号線です。
 

沢が見えましたので、下へ降ります。 
沢は澄んで、そして春の躍動感を感じるようでした。
今年はこんな沢を足袋はいて沢登もしたいです。
水ぬるむ時期とはいえ、まだ冷たいですよね。

そこから見える橋全景ですね。
 
新緑の時期もコントラストが綺麗でしょう。
でもこの時期も全景が見えてグッドです。

橋の上のベンチで持参した菓子パンをポカ~ンとしながら食べます。
行き交う人へ・・・

「こんにちは~」
「こんにちは~」
私の顔を見てくれる人と、見ない人と色々です。
そしてまた・・・。
「こんにちは~」
今回もコンビニのアップルパイ持参です。
味はまあこんなもんですね。   少し美味しいです。

30分くらいなんやかんやで時間費やしました。
そろそろ引き上げの時間です。
今日は暖かいのでベンチに座っていても良い気分で~す。

来た道をトコトコと引き揚げます。

すると、
「あれ~・・・?」
「あれは・・・。」
「そうか~。」
アプト式のあの部品ですね。
調べると「ラックレール」という名前が付いてました。
鉄道ファンの方は小さく切ったものを買って帰ると車掌さんが教えてくれました。
 
 これは拾って帰リたいです。
重くて無理ですね。・・・笑い) 

 

こんな感じで使われていたんですね。


そして碓井湖畔を散歩です。
  

 そして元の道へ戻ります。

 
あっと言う間に駅に到着しました。

少し休憩して、すぐ出発の時間です。
車掌さんが切符を切ってます。
カチ・カチ・・・。
 
車掌さんに写真を載せても良いですか・・・と聞くと快く受けてくれました。
夢見るお手伝いのお仕事ですね。

発信しました。
 


左はとうげのゆ駅へ
右はまさに夢の世界へ・・・
 

そろそろ、このハイキングの旅も終わりです。
鉄道文化むらに到着です。
本当の石炭を焚いて走っているとのことです。
 


昭和の時代へ向かって夢の特急あさまが出発しま~す。
 
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・・・ということで今日は楽しい夢を見ることが出来そうで~す。