傍から見れば、なんと非道かと思う所だが、内情は少し違った。
スウォンジーファンのこのボールボーイは自チームの勝ち上がりのために、試合終盤サイドラインに出たチェルシーボールをワザと渡さないように時間稼ぎをした。
それに激高した選手が足でボールを奪いかいそうとしたところで事件は起こったらしい。
試合後の記事を読むと、このボールボーイはなんとただのスウォンジーファンではなく、クラブ幹部の息子さんだそうじゃないか。
さらにこのボールボーイは試合前にTwitterで妨害の予告をしている。
スポーツは公平な裁きの上で成立するものである。(もちろんそれ以外多くの“社会理念”もそうではあるが)
それがもともと公平な天秤の上になされていないことなど、競争が成立するわけもなく、不正行為の何物でもないと蒼月は思う。
スポーツには公平を期する為にも、ホームANDアウェーがあったり、前半後半などコートを入れ替えたりとするわけであるが、一番の公平な立場とは「審判と運営サイド」であるはずだ。
こんなことを許してしまうような気持にはなれない。
この事件は暴力を奮い退場になった選手側が悪いことになるが、本当の悪は警察の事情聴取をされたにもかかわらず、これ以上の捜査をせずお互いの謝罪で終わらすようなこのボールボーイとその幹部の父親の歪んだチーム愛だと思う。


