スペインがポルトガルとのイベリアダービーを制して決勝進出、ついにEURO初の連覇に王手をかけた。
ポルトガルは狙った展開どおりに試合を進めることは出来ただろう。
4バックをバイタルエリア付近に布陣させて、中盤の底2枚はもちろん、2列目の3枚にもプレスをワイドに掛けることを優先させて、クリスティアーノ・ロナウドのみを前線でフリーにさせておく。
対スペイン、対バルサの現在もっともすぐに・どこのチームでも実行可能な布陣で挑んだ。
PK戦にもつれ込む前にカウンターで得点し逃げたかっただろうが、クリスティアーノ・ロナウドは自ら得点を奪うことを多く選択。
だがピケとセルヒオ・ラモスがスペインにいたことはやはり彼にとっては不幸だった。
ポルトガルにはクリスティアーノ・ロナウドからマークが外れてしまう第2の潜在が必要だ。
しかし、PK戦に持ち込んだところで、ポルトガルには決勝に進むだけの報酬を貰う権利はあっただろう。
PK戦で聖イケルが、止められた後にすぐ止め返したことが、結果的にスペインへ掛かるプレッシャーを無くしてしまったことが大きかったかもしれない。

それでもサッカー・ロシアンルーレット、PK戦でも勝ち上がるスペインの力。
スペインの持つこの10年のオーラを小生は、どうやら見くびっていたのかもしれない…………。
余談。

2010ワールドカップ・ファイナリスト、オランダを予選リーグ3戦全敗にしてしまった責任をとるかたちで、監督のベルト・ファンマルヴァイクが辞任致しました。
お疲れ様。
蒼月は悪くはないと思いますよ。
死のグループと言われたBグループを突破するには、あれが最良と考えたのでしょうから。
ただオランダの本筋、トータルフットボールと呼ばれ、「20世紀最優秀監督」リヌス・ミケルスが世界を染め上げた“オランエ”のスタイルを冒涜した戦い方を考えれば、去り行くのは当然の末路だったと思いました。
