あきれた。
この試合から本大会まで考えるとアト2試合。
これまで2年以上の準備期間・予選を経て戦術(戦い方のパターン・やり方、監督の表現力)はもう出ているはずの段階。
この段階で関塚監督は、後半開始から6人を交代、さらに後半15分にあろうことかバックアップメンバーをまたも使うという選手交代に出た。
おそらく日本中のサッカーマニアが今、一斉にバッシングをしてるであろうこの交代。
これが意味することは、「私にはまだこれで行こうというものがありません。それにみんなせっかく連れて来たし、まだ時間があるので、みんな出させましょう。」という迷走しか考えられません。
「私が選んだメンバーだからみんな自信があるんです。」とは、バックアップメンバーを使っておきながらないでしょう。
岡田監督のことを私は「迷将」と呼んでいますが、これだ!と決めたらトコトンな勝負師としての面は代表監督向きだと思っていました。
関塚監督はやはり「育成監督」なんでしょうね、腹を決めるということが出来ていなかったのだと思います。
ある一定以上の国際大会には不向きだったのかもしれませんんね。
後半、本大会にケガがなければ出られない選手入りで、ある程度骨組みが出来ていて、普通に戦って普通に疲れたベラルーシから1点決めて、逃げ切っても意味はないはずです。
そんなこと(サブ・バックアップのメンバーの試合勘をキープする)は普通、今日の試合の翌日に地元のチーム(イングランド5部のチームとか)にお願いして練習試合をするのが常套手段なはずでしょう。(ちなみにA代表のザッケローニ監督や、なでしこジャパンの佐々木監督はほとんどそうしていました)
「チーム戦術を整える」とは、決められたレギュラーメンバーで詰める作業のはずです。
関塚監督が言い放った「チーム戦術を整える」とはなんだったのでしょうか。
それがただの「練習試合」になるとは、仮にも本大会出場チームであり、まっとうな準備をしてきたベラルーシ五輪代表に対しても大変失礼です。
私なら、宇佐美をトップにします。
彼のいわゆる“0トップ”なら納得です。
おそらくそれまでに行った試合形式の練習でも、生意気ですが私なら決めるでしょう。
前半の20分でもう十分な気がしました。
彼のキープ力と視野の広さならこのメンバーの中なら間違いないはずです。
サイドのW酒井が起点を作れることもわかりましたし、最終ラインのマヤの存在感と安定感もわかります。
サイドには清武の右と大津の左でスタートして、後半の速攻に永井をスーパーサブで使います。
中央の扇原と山口、特に扇原がなにか遠慮してしまっている気がして仕方ありませんでしたが、ここを組み合わせで考えていくこともいいでしょう。
東はちょっと目立ちませんし、シュートミスや前線の動きが代表の試合ではイマイチな気がしますが、中盤でのさばきは上手いので出来るでしょう。
スペイン戦を考えるなら、当然ポゼッションを取られることを想定して、杉本をトップに残してトップ下を無くし、代わりにアンカーに山口を、扇原と東を組ませてセントラルに、うるさいジョルディ・アルバのいる左サイド(日本の右サイド)に酒井宏を置いたうえで、経験ある徳永を右のセンターバックでフォローに出してはどうでしょうか。
そうじゃない、こうしたほうがいいという意見は人それぞれだと思いますから、これはサッカー観戦好きのシロートの意見ですが、こういったことを今日の試合で詰めることが必要だったんじゃないでしょうか?
解説の清水さんが言葉に詰まるのもよくわかります。
このままで次の最後の調整試合、メキシコ戦は真のロンドン五輪代表の姿が観れるのでしょうか?
本大会、スペイン戦で星を落とすこともある程度想定して、次の2戦のモロッコ、ホンジュラスに確実に勝つ戦術・布陣は産まれるのでしょうか?
とても憤りの残るただの練習試合と化した中での1-0勝利でした。


