こんにちは、カシコムです
台風・低気圧の関係で雨が続いています。
毎年悩まされる時期ですが、大きな被害が出ないでほしいです
今回は、上棟に際して気になったことを記事にします。
…
最近の住宅業界では、建物自体の長寿命化を目指し、結露対策がなされています。
その代表例が「外壁通気工法」です。

※画像はHPからお借りしました
図のように、外壁材と建物本体の間に隙間を作ることによって、基礎土台部分から流入した空気を通すことができるようになります。
また、透湿防水シートなるものがポイントでして、外からの水や湿気は通さないのに、建物本体から出る湿気などを外に排出してくれるという優れものです。
シートが送り出した湿気を、流入した空気で外気へ排出する…
とても良く考えられた構造と言えます
建物の大敵である湿気を排出するためには欠かせないものですね
レオハウスさんはもちろん、木造住宅を扱っているメーカーさんの多くが採用しているようです。
…
さて、この工法ですが
使われている部材を扱う会社のHPを見ていると、気になる文字を見つけました
「防鼠」…
ねずみを防ぐ…?
調べていくと
新築されてこの工法を採用された方のブログなどに行き着きました。
「通気層にねずみの痕跡あり」
「防水シートが食い破られたようだ」
等々、鼠被害に合われた方の声を複数見ることがありました
どうやら、基礎土台部分の通気用の隙間から鼠が侵入し、居着いてしまったようです。
前述の画像の通り、この工法は天井に抜けて屋根内換気を行う効果もありますから、通気層に入ることができれば、建物の構造内を広く駆け回ることができます。
そして、建物内ですから、外よりも暖かい…
彼らにとっても優良物件と化してしまいます
鼠はいるだけならいいのですが、何でもかじりますよね…
大事な柱、断熱材、電気配線
さらに糞まで落としていく…
非常に困ります
実は、数日前に奥さんの実家でアリが大量発生しまして
出所を探って建物周辺を回ると、大分前に増築した部屋の外壁通気層に行列を作って侵入していました!
タイムリーですね(笑)
気になったので、レオハウスさんの対策を聞いてみました
担当営業のAさん
「金属の水切板を使用しているので、防鼠仕様にはなっている」
との解答でした。

※冒頭の画像を拡大しました
空気の入口に着いている [返し] の部分が水切板です。
なるほど、地面からは入り込めないようになっているようです。
用途は違いますが、鼠返しみたいですね
※水切板の設置位置が違う場合もあります

入り込まないように水切板に網目が着いているものもあるとのこと↓

※画像はいずれもHPからお借りしました
また、
「これまで携わった、もしくは把握している中では鼠の侵入による被害は1件もない」
とのことでした。
中々自信ありげです
まあ、報告に上がっている限りですので、全てではなさそうですが…
ちょっと安心しました。
また、万が一出た場合には対応を考えるので早めに連絡がほしいとのことです
引き渡し後も、一緒に対策を考えていただけるのは、客としては助かります
この一言がありがたいですね
…
ただし!
アリについてはどの家でも侵入する可能性はあるとのこと
こればかりは、隙間のない家は存在しないから仕方がないので、居住環境に寄るそうです。
基礎を作るために土を掘り返していることも、アリが出る原因の一つなんだそうですが。
対策としては
・早めに忌避剤などを撒く
(侵入前がベストらしいです)
・アリの好む物を窓際や壁際に置かない
(食べこぼしなど)
などなど
基本的なことばかりですね
Aさんも経験があるそうですが、
「新しい家なのに、どうして虫が入ってくるの!?」
というクレームが入るようです。
確かに、施工中のミスで建材に傷がついていることなどが要因の場合もあるそうですが、これは極めてレアケースとのこと。
アフター担当の方と相談の上で、施主ができる程度の対策を取っただけでアリがいなくなったケースの方が多いそうです
「住み良い環境の維持」
我々施主が、常々考えなければいけないポイントですね
…
工法からは話が逸れてしまいましたが
生き物達と上手くやっていくためには、頭を使う必要がありそうです
何にせよ、建物を長く大事に使うために、技術者の方々が様々な解決法を編み出してきています。
そのメリットもデメリットもわかった上で、買い物をする必要がありますね。
既に工事が進んでいるものの、大変勉強になったカシコムでした
今回はここまでにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
…続く