5月5日、さわやかに晴れた。

世間はゴールデンウィークなのに練習会で相棒と走ってきた。

 

今週末は1500mのレースに参加するため、距離は短いがスピードを重視した練習となる。

1000mを2本ほど走ったが、それほどタイムが上がってこない。

年齢のせいもあろうが、病気による長期ブランクの影響が尾を引いている。

 

相棒も半分はあきらめたような気配を感じさせている。

練習終了後、大会での集合場所と時間を決めて別れた。

 

夕方、以前伴走をしたことのある視覚障がい者の女性から数年分ぶりに連絡があった。

「水曜日の夕方短い時間走りたいが、伴走をお願いできないだろうか?」というものだった。

 

もともと走っている時間帯でもあったので、二つ返事で引き受けた。

 

そして今日、最初の練習を走ってきた。

思っていたよりずいぶんと勝手が違っていた。

自分より身長がずいぶん低く、ステップが合わせにくい。

使うロープが細いひも状のもので、握りにくい。

 

走者が違えば走り方も違うものだ、そのうち慣れてくるだろう。

 

自分の目標とする記録向上や、相棒との伴走の他に走ることの意義がまた一つ加わったのはありがたいことだと思う。