吉田雄人市長再選
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8610/senkyo/touhyou/kakutei.html
小泉進次郎氏が選挙対策本部長を務めたことで、全国の選挙通の間では話題になった横須賀市長選挙が昨日投開票され、現職の吉田市長が約1万票差で振り切り再選。
横須賀という中規模都市でありながら今回の選挙が注目を浴びた理由としては、参議院選挙が間近であること、小泉氏が地元に張り付いた選挙であったことなどがあるだろう。結果的には前回よりも票差を広げたということで現職が信任を得たということになるが、ある意味地方選挙のむずかしさ、問題点を照らし出したともいえる。
まずは論点が不明確。選挙においては論点があってそれぞれに立候補者が主張をめぐらすことになるが、都道府県知事選挙、政令指定都市選挙及び国政選挙に比べると、地元の市長選挙についての一般住民が持つ情報が不足している。テレビは大都市周辺の情報が中心で市長選挙など範疇の外だし、新聞も地方欄でカバーするのは都道府県及び県庁所在地レベルまで。市町村の広報誌は趣旨が違うしということで、現に何かが起こっている問題がない限りは、立候補者のイメージと知名度の組み合わせになる。今回の副市長の廣川氏もIT業界では知る人ぞ知るだが、一般住民にとっては縁遠いし、年齢ギャップでポスター等での見栄えという面でも厳しかったのだろう。
一方暮らしという面でいうと市長の交代は大きいようで小さい。何よりどの自治体も財源不足で新たな政策、ばらまきをやる余裕もないし、一方で国全体での税、社会保障上の問題は市長の実力を問わず蔽いかかってくる。とはいえ、決裁権を持つのも事実であり、国政に一議員を送り出すことに比べるとインパクトは大きいのだが。
いずれにしても選挙期間が1週間と短い中で、市の論点をどれだけ浮かび上がらせるか。試案としては選挙期間は1か月は必要で、地元の中立的なNPOがWebその他のメディアを使って情報を伝えること、何より選挙期間中以外の日常において行政に対して適切なスタンスを保ち情報を発信することが不可欠である
何より、今後4年間での横須賀市のさらなる発展を期待したい