イーコールの守護により、小学校時代の卒業制作を紹介する。


 家庭科の授業で枕カバーを制作したゼ。


 枕に2種類の挿し絵を描いて圧着する。


 最初、オレは万国旗を描いたゼ。


 家庭科の教師(アラカンの女性教師だったゼ)に見せると屈辱的な言葉が返ってきやがった。


 『万国旗なんて平凡ねぇ~』


 オレは絶対に強烈なインパクトのあるものを描くと決めたゼ。


 “屈辱”には“驚愕”で返すのがオレの流儀。


 俺は2枚の絵を選んだゼ。1枚はレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」。



 もう1枚は米空軍のガーランドミッキー。



 教師に見せると…。

 『こんなもの描ける訳ないからやめなさい!!』と叱責されたゼ。


 オレは男として、ここで引き下がれねぇ。


 『否、描けます!!』


 教師は『無理に決まってるでしょ!万国旗でいいから描きなさい!』

 と、にべもない。


 オレは啖呵を切ってやったゼ。


 『男に二言は

ない!!』

 

 流石に教師もしおらしくなり、『勝手にしなさい』と折れたゼ。


 当時は少年と言えども、男の決意に女性が口を挟む事は憚れた時代。


 オレの啖呵でオンナに戻っちまったゼ。


 オレは描ききって期限内に完成させたゼ。


 これも教育の三多摩格差だゼ


 フッ…。この世ではクラスの女子全員が笑いを堪えてこのやり取りを見てただなんて言葉はいえそうにねえな…。


 あばよ…菊…。