イーコールの守護により、学生時代にあった教育の三多摩格差について紹介する。


 今回は「音楽」。


 音楽の教師が妊娠した。次第にお腹が大きくなっていったゼ。


 教師はピアノ伴奏を生徒に担当させたゼ。


 クラスで一番ピアノが上手な生徒の伴奏で授業を受ける事になったゼ。


 オレは音楽教師に抗議したゼ。


 「先生がピアノを弾くべきです」

 

 だが、音楽教師は無視したゼ。

 

 オレが抗議した理由は2つあるゼ。


①ピアノを弾けないなら産休を取得するべき。


 音楽教師の私的な都合に生徒が付き合わされる理由は無いゼ。


②音楽教師は何時も同じ生徒にピアノを弾かせる。


 ピアノを習っているクラスメイトは1人だけじゃない。


 “区別”は構わないが“差別”は許されない。


 だからオレは授業をボイコットしたゼ。


 担任に呼び出された。両親も学校に来たゼ。


 担任からの説明とオレの主張。


 両親の見解はオレと同じだったゼ。


 母親は「息子は間違っていない」と抗議した。


 親父は一言だけ…

 「当然だ」

 

 話し合いの最中、親父は沈黙していた。


 親父は最後に担任から話をふられた。

 その時、語った言葉が忘れられねぇ。


『義務と責任』


 この一言だけ。


 翌日から音楽教師は産休を取得したゼ。


 親父の言葉はキツイゼ。教師で飯を食ってるのならば、職務を全うせよということ。


 同時に、↑が果たせないのであれば潔く去れということサ。


 フッ…。この世では親父の言葉にビビった担任が直立不動で聞いていたなんて言葉はいえそうにねえな…。


 あばよ…菊……。