インフルエンザの流行時期に近づいて参りました。
受験生・高齢者の方はワクチン受けているのでしょうか?
重症化するような株じゃないと良いのですが。。。
状況にもよりますが私は基本ワクチンは打たないで、出たとこ勝負です。
医薬品供給量を上回るパンデミックのような流行ですと、供給が間に合わなくなり解熱剤とかだけだとか、ひどい場合はコロナの時のように自宅療養とかも予想されますよね。
そこで、これからのインフルエンザ治療薬についてのin silico創薬です。
薬の種類が増えると医薬品供給の問題が解消されることもあるため、いまのところ使えそうな候補薬があると良いと思ったのです。
機械学習の結果候補薬としてあがってきたのは『パパべリン』という医薬品です。
wikiによると、
・アストフィリン配合錠 - ジプロフィリン、パパベリン塩酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩、エフェドリン塩酸塩、ノスカピンの合剤。気管支喘息、喘息性気管支炎、急性気管支炎、慢性気管支炎
・ストミンA配合錠 - ニコチン酸アミド、パパベリン塩酸塩の合剤。内耳及び中枢障害による耳鳴
・パパベリン塩酸塩 - 散剤または注射剤。胃炎・胆道(胆管・胆のう)系疾患による内臓平滑筋の痙攣症状、急性動脈塞栓・末梢循環障害・冠循環障害における血管拡張と症状の改善
と医療用医薬品として使用されているものです。
また、最近の研究でSARS-CoV-2 やインフルエンザ A ウイルスに対する抑制効果がある報告があります。
これについてchatGPTに尋ねて深堀してもらったところ、
・パパベリン(PV)は、SARS-CoV-2およびインフルエンザ A ウイルス(H1N1, H5N1)に対して抗ウイルス効果を示した。単独感染だけでなく、同時感染(co-infection)モデルでも効果を認めた。
・SARS-CoV-2 の複数の変異株に対しても、PV は抗ウイルス活性を示していた。
・時間依存性の実験(“time of addition” 実験)から、PV はウイルスの「侵入後(post-entry)」の段階を標的に働く可能性が高いと示唆された。すなわち、ウイルスが細胞内に入った後の複製や転写などの過程を阻害する可能性。
・気道上皮のモデル(air-liquid interface 培養した原代気管支上皮細胞)においても、PV の処理により SARS-CoV-2 レベルの抑制が観察された。つまり、より生理的環境に近い条件下でも効果がある可能性。
・PV はウイルス感染の有無にかかわらず、IFN(タイプ I, II, III 全て)刺激下でのシグナル伝達を抑制した。具体的には、STAT1 や STAT2 のリン酸化および核内移行を抑え、下流の IFN-刺激応答配列(ISRE)の活性化を低下させた。
・PV を既存の COVID-19 治療薬(例:モルヌピラビル、レムデシビル)と併用した実験では、シナジー効果が観察された。
これらの報告は細胞での実験の結果だそうです。インフルエンザだけでなくコロナの変異種にも効果があるとは驚きですね。動物実験に移行する可能性についても聞いたところ展開される予測はできるとのことです。
今後、適応拡大につながっていくのか期待大です。
参照『Papaverine Targets STAT Signaling: A Dual‐Action Therapy Option Against SARS‐CoV‐2リンク(2f3bfca5-79c9-4962-991e-7d02629d9588.pdf)』
ちなみにパパべリンが入った耳鳴りの薬はドラッグストアで買えるそうですが、コロナ・インフルエンザの治療を期待して飲むのはNG。抗ウイルス作用を発揮するのはミリグラム単位ではなくグラム単位と多量に摂取する必要があり、副作用が大きく出てしまうことが考えられるとのことです。じゃあ、医薬品にならないじゃない?となりますが、点鼻薬、吸入薬などで局所的に高濃度にできる製剤で開発される、というのがchatGPTからの回答でした。納得~~。

