説明会の場所は、主要駅から徒歩圏のマンションの一室。

 

たぶん、すごくわかりにくい場所。

でも、詳しい道案内がYOUTUBEで送られていたので、それを見ながら難なく到着。

 

マンションのエントランスにポストが並んでいたので、

伝えられた部屋番号の居住者名義を探して見たが、その番号の部分は白紙だった。怪しい。

 

無言の応答により、ドアが開く。また怪しい。

 

エレベーターに乗る。張り紙が目に入る。

「居住用以外の使用は禁止です。居住以外の使用があり、住民は不安に思っています。」という内容。こんなところも、怪しい。

 

 

私が目的の部屋の前にたつと、ちょうどそのタイミングで、人が出て来た。大学生と思しき女性。

彼女はお客?らしい。私とは目を合わせず去っていった。

 

彼女を見送り、部屋の呼び鈴を押す。20代中頃の男性が迎えてくれた。

部屋は、家族用の3LDKほどの作りで、リビング部分にテーブルと椅子2客と、大きなテレビが置いてあった。

 

男性に言われるまま、椅子に腰掛け、テーブルで簡単な書類を記入。自分の名前、電話番号、紹介者は誰かなど。

男性が去ったので、スマホで旦那に到着連絡と、位置情報を送ったりした。

部屋を見渡スト、テレビの隣に張り紙「説明会の録音録画は禁止です。行為を見つけた場合は退去してもらいます」みたいな張り紙が。ビジネス著作権の問題か何か?と思いスルー。

 

すると、女性が説明にやって来た。綺麗な方で、23才で、ビジネススーツを来こなしていた。簡単な自己紹介。自分が、以前の仕事で何を不満に思って、この仕事に出会ってどう変わったかなど。早口ながらお話が上手な印象。若いながら、たくさんのかたを前に、説明会をこなされて来たのだろうと感心した。私に、どういう経緯で説明会に来たのか?と質問して来たので、「アフィリエイトの副業に興味を持って」と正直に。すると「そうなんですね」と、流された印象。

 

女性はテレビをつけて、Future Link Malta の説明を始めた。海外のオンラインカジノの会社で、とっても将来有望なビジネス。云々。  

 

オンラインカジノ・・・ ん? 

 

私 「アフィリエイトの説明を聞ききて、なんでオンラインカジノの話になるんですか?」

 

女性 「オンラインカジノを広告する会社だから。カジノって言ってもゲームみたいなんですよ。スマホでできるんです」

 

そういって、鳥山明先生のイラストのカジノ画像を見せられた。彼女は、カジノなんて海外では普通のことで、日本が遅れているだけという点を強調して話していた。 新聞の切り抜きの画像で、日本のカジノ構想が現実に近く、という記事を見せられ、私もふむふむと聞き入った。

 

女性 「始めるに当たって、登録料があって、ファーストクラスは1550ユーロ、ビジネスくらすは850ユーロです。殆どの方は、効率よく稼げるファーストクラスで始めます。」

 

私  「・・・登録料? (は??聞いてないし・・・)」

 

 

彼女の説明

・ファーストクラスだと、世界売り上げがもらえ、ブロンズタイトルから始められる。

・ビジネスクラスだともらえない。タイトルも低いままなので、紹介料をもらえる効率が悪い。

・自分自身がオンラインカジノでお金を動かすことでも、報酬が得られる。

・たとえ負けても、3%は戻ってくる。

・アフィリエイターを紹介したら、その人の稼いだぶんも受け取れる。(紹介者15人まで)

・一ヶ月で2人紹介すると、タイトルがシルバーに上がる。そうすると、毎月24000円入る。

・一度とったタイトルは落ちない。

・サポート体制抜群。メンバのサイトが充実。啓発セミナーが無料で受けられる。

・20日の試用期間あり。その間にキャンセルすることができる。

・クレジットカードで分割で月々3000円から払うことができる。(カード持ってません、と伝えたら、駅前のデパートですぐ作れると教えられた。)

 

オンラインカジノというのは、日本人にはなかなか入りにくい媒体。だから、アフィリエイターとして遊んで宣伝してもらって、カジノを宣伝・拡散して欲しい、という趣旨のものらしい。

 

 

んーーー・・  これってつまり、アフィリエイトとは名ばかりの ・・・ ネズミ講的なものじゃない?

私もそうだけど、主婦って、在宅ワークに飛びつくから、その習性をうまい具合に利用している感じ!

 

とはいえ、その場で断る雰囲気ではない。(追いかけられて呪われたらどうする!?)

 

 

私 「一旦、家で旦那と話してみます」

 

女性「利益を得るには、一刻も早く入った方がいいんですよ!考えている間にも、どんどん人が入って、儲けを逃してしまうんです! かいつまんだ説明だけだと、絶対反対されるから、旦那さんも説明会に呼んだらどうですか?」

 

 

女性の必死さを感じて却って恐怖心UP!

 

とはいえ彼女の逆撫でしないように言葉を選びながら、そそくさ〜 と退散。

 

電車に飛び乗り、猛烈な勢いでネット検索。

他の方の体験談や、まとめサイトで被害者のことなど見つけた。

 

自分でも考えてみた。たとえ、私がそのビジネスを初めて儲けたとしても、そのお金は、元を辿れば友人がクレジットカードで払った登録料の一部だったり、誰かがカジノで負けてできたものではないか。法律の目をかいくぐって、おっかなびっくりお金を拾うようなこと。それって、人に誇れるものなのだろうか?

 

結果、私はやらない、という決意を固めたのでした。

 

 

でも、これからも関係者から連絡が来るのかと思うと恐怖。

ママ友Aとの関係も。後腐れなく、以前の関係に戻れればいいのだけれど。