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かのっちのブログ

エッセイのように、散文のように

 先週、10月14日は鉄道記念日ということで、ラジオでもたくさんの鉄道を題材にした話があった。折しも、鬼滅の刃の無限列車編が放送されているのも、鉄道の関連かと思ってしまう。あの大正時代を思わせる列車の描写に、思いを馳せる方も多いのではないかと考えてしまう。

 鉄道の思い出はいろいろある。小中学生の頃は最上川を渡る列車を眺めながら、「いいな、いいな」と憧れを抱いていた。その列車で高校に通うようになってからは、憧れはなくなり、単に山形まで自分を運んでくれる手段と考えていようにも思う。それは希望の高校を落ちて、第2希望の高校に進まなければならないという負い目も入っていたのかもしれない。重苦しい列車だった。

 大学生になってからは、夜行列車の急行「出羽」が山形と自分をつないでくれる列車になった。もちろん、東京で様々な電車を利用することになったが、一番の思い出は出羽であり、特急「つばさ」だった。上野駅に向かうと「帰るんだ」という気持ちになった。その時の思いも様々で、嬉しいときもあれば、重苦しいときもあった。そんな思いも一緒に山形まで運んでくれたのだ。そう考えてみると、私にとっての鉄道とは、ふるさとと自分をつないでくれるものだったのかもしれない。

 今の鉄道への思いは、いろんな鉄道に乗りたいということ。真岡鉄道、銚子電鉄、小湊鉄道、大井川鉄道、信楽鉄道などなどに乗ってみたいなあと思う。それはずっと使っていた左沢線のイメージを持ち続けているからかもしれない。のんびり走る列車に乗って、その地域を巡ってみたいと思っている。憧れである。

 先日、六角精児氏の飲み鉄を見ていた。憧れである。これもまた歳をとってきたからかもしれない。いやいや、もっといろんなことをしたいと思っている自分がいるのだ。埼玉の鉄道博物館にも行きたい!!