
はーちゃんがAKBを卒業した。AKB48グループのユニットで一番好きなのが旧チームB(『チームB 4th Stage「アイドルの夜明け」』公演の「愛しきナターシャ」ユニット)の「チーム狩人」だった。
ディーバスセニョリータ片山、ドリアン指原、グロリアス田名部。
さっしーがHKTに移籍してからはこの3人でナターシャをやる機会はあまりないので、大箱(ドームコンサート等)やリクアワでこの3人が揃うときはかなりワクワクした。
AKB48における「黒い三連星」(ガンダム一年戦争)と個人的に思っていた。
木戸修的、立ち位置
まゆゆ、ゆきりんと同期の3期の中でかなり渋い立ち位置なのだが、AKB48には必要な存在だった。
今となってはめっきり少なくなった、歌と踊りに定評がある「公演で見本となる先輩」なんだ。
そんな立ち位置を評価されてか、今年の選挙を辞退するまでずっと総選挙ランカーだった。
その姿は、いぶし銀の闘い方で、新日本プロレスマットで新人の高い壁であり続けた木戸修にだぶる。
そう、はーちゃんは、人気と実力をバランスよく備えている名プレイヤーだった。
ちょっと地味な存在だが、グループ全体のことを考えると、トークやバラエティではなく、パフォーマンスでひっぱてくれるはーちゃんのような古参メンバーの卒業はかなり痛手なのだ。
木戸クラッチ

そして、「純情主義」での高速回転ターンもはーちゃんの必殺技の一つだった。
純情主義は人気曲ゆえ、数多くのメンバーが披露しているが、はーちゃんがいる純情主義が一番しっくりくる(はーちゃん以外は別にどのメンバーと組んでもよい)。
そうなんだ古参メンバーは絶対に誰にも負けない、ゆずれないユニット曲と必殺技を持っている。
はーちゃんの高速回転ターンは誰にでもできそうで誰にもマネできない唯一無二の必殺技なんだ。
まさに木戸修の木戸クラッチ(脇固めの方がしっくりくるかな)!この技が出れば、みな、グウの根も出ないのだ。
ありがとう!木戸修...じゃなかった、はーちゃん。これからの舞台女優・片山陽加の活躍を祈ります。