第5回 AKB48じゃんけん大会
決勝は「みるきーVSこじはる」というじゃんけん大会史上・最高のマッチメイクで優勝はみるきーという結果だった。
今回のじゃんけん大会は「ソロデビュー」というAKB48史上最大のご褒美がついていた。
こうなると、俄然、本気を出しちゃうのが超選抜メンバー。今年のじゃんけん大会の勝ち上がりをみると例年以上に選抜メンバーが勝ち上がっていた。
1対1のじゃんけんは強いヤツが勝つ
じゃんけんは「運」というが、それは複数人数での話。1対1のじゃんけんは心理戦が大きく働くのでメンタルとオーラが強いヤツが勝つ確率が高い。
つまり、これまでどれだけ多くの修羅場をくぐってきた経験があり、持って生まれたスター性オーラのあるヤツが圧倒的に強いのだ。
じゃんけん大会は日ごろ、あまり陽向が当たらないメンバーに対しての救済処置的な意味合いが強いイメージだったので、超選抜メンも心のどこかで、ほかのメンバーが活躍してほしいと思いじゃんけん大会に望んでいた節が否めない。
ただ...。「センターで歌える」というニンジンが見えてくる(選抜16人が決定以降)と、誰かががガンバてほしいから、「よっしゃ私がセンターになってやる」になっちゃうのだ。
それが、如実に表れたのが、第二回のしのまりと昨年(第四回)のじゅりなだ(第三回のぱるるは運命ともいえる、ぱるる覚醒=スターが勝つという結果)。
二人とも16人選抜に入った瞬間に目つきが変わった。「ここまで来たら、私がセンター」って表情でじゃんけんに挑んでいた。この超選抜メンバーにそんな顔して挑まれたら、どんなメンバーだって萎縮してしまう(決勝でこの二人に当たったメンバーは完全ビビり負けしていた)。
アンチのみなさん「じゃんけん大会は八百長ですよ」(笑)
そして、今年はじゃんけん史上初の「意志とオーラの強い」ほんとうに強いヤツ同士の対戦となった。まさに、ゆずらない二人の対戦だ。
この結果をみて「八百長」と叫ぶヤツがいるが、八百長だったら、もっと巧い対戦者同士を考えるよ。こんな絵にかいたような対戦は組まないよ。
あっ!でも、アンチとネットヲタのみんなは「八百長だ!」って色々なとこで叫んで、書き込んでな。すげぇー宣伝効果になるからね。そうそう、このじゃんけん大会はは八百長だよ(笑)
天才・小嶋陽菜
それにしても、こじはるは天才だ。決勝までいかない16人以内だったら選抜辞退で、ソロデビューしたら卒業を考えていたらしい。
こじはる以外がこんなこといったら袋叩きだけど、にゃんにゃんなら許される。だって、本気出せば、すべては自分の思い通りの結果が出せるんだから。
干されみるきー
そして、今回、じゃんけん大会がガチンコだとよくよく分かったのが、みるきーの優勝だ。
年当初のよくわからん文春スキャンダルスルーからみるきー株は一気に暴落した。NMB48関係の看板仕事はさや姉に一極集中しだした。
本店での兼任も外された。そして総選挙で選抜外。当然、48グループの超選抜から漏れ、東京キー局での出演も激減していった(昨年の半分以下の露出だと思う)。
正直、運営側も以前のように「NMB48さやみる」2TOP体制推しは完全に辞めたし諦めた(代わりにNMBの若手をガンガン推してきた&ゆきりんを兼任させてきた)。
みるきーはSKE兼任ゆえ、予選会からの出場となり、それもほかの仕事がブッキングされていたので、電話出演。
どう考えても、運営はみるきーがじゃんけんで勝ち上がるチャンスをぶった切っていた。
みるきーを復活させるなんて、さらさら考えてなかっただろう(というより新たなメンバーを推したいはずだ)。
執念の女・みるきー
だが、この女はこれくらいのことじゃ諦めていなかった。そして、みるきーヲタ(いや信者といっておこう)も当然、諦めてない。
人の他意が働く人事的要素が強い運営推しが得られないなら...運に左右される(本当は運だけじゃない)じゃんけん大会というガチンコの大会で、自分で強引にもぎ取ってしまえと考えたはずだ。
大衆の希望を打ち砕く、執念
そして、決勝戦。みるきーVSこじはる。AKBの全運営もテレビや映画館、ネットの前の全AKBファンがこじはる優勝を心のどかかで願っていたはず(特に運営は「こじはる勝て!」と祈っていたはず)。
だが勝ったのは執念の女・みるきー。まゆゆをセンターに据えて王道アイドル路線まっしぐらでシナリオを書いていた(秋曲のWセンターがまゆゆ+さくらというのがその何よりの証拠だ)のに、その真逆のみるきーが勝っちまう。
これがガチンコの怖さだ。いや面白さとといっていいであろう。
さぁ!どうする?AKB48よ!秋元康よ!面白くなってきやがったぜぇ。
今回だけはみるきーとその信者たちに惜しみない喝さいを送りたい。
※文春が24時間体制でみるきーを張り込みスタート!