本店の存在意義とは?ーAKB単独コンサートー | AKB48 LIFE

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アイドルグループなしの人生なんて...退屈である。

AKB48単独 春コンin 国立競技場~思い出は全部ここに捨てていけ!
徹夜で仕事を片付け、3/29(土)の国立コンサートに行ってきました。心配された天気も快晴で日中は穏やかな暖かさで野外フェス日和でした。ただ、日が暮れると一気に気温が下がり風も強かったのでスタンド上段で観戦して人はむっちゃ寒かったと思います(私はスタンド最下段だったのであまり風が吹きこまなかった)。

AKB48単独コンサートの感想
相変わらず派手で趣向を凝らしたステージ設営で、見た目でも楽しませてくれた。楽曲も各チームごとの編成でバランスがとれていて安定していた。そして、なにより大島優子の存在感というか圧倒的なパフォーマンス力は天晴れというしかない。

あのデカい会場で目立つメンバーがいるなぁと双眼鏡をのぞくと、十中八九それは大島優子、その人だった(目立つポジションにいるからともいえるが、それ以上に大島優子という個の存在感が全てを凌駕していた)。

今後、この怪物がAKBにいなくなるとAKBファンとしてものすごい不安を駆られた。

本店はコレでいいのか?
5万人規模以上の様々なAKBのコンサートを見てきて、どのコンサートも楽しさより「AKBはまだまだ行ける!」という未来を感じさせるところが好きだったのですが...。今回ばかりは初めてAKBに対する未来への不安を感じました。

AKBの看板でもある大島優子が、このメンバーからいなくなるという不安もさることながら、本店であるAKB48メンバーへの期待感を感じさせるものが伝わってこなかった。

ブログやGOOGLE+等でメンバーはみな「楽しかった」というコメントを残しているし、会場にいたファンも一様に満足したようですが....。

でもね、各支店グループが単独でのドームや大箱会場でツアーを成功させているのを指を咥えて見ているしかなかったのを、みな悔しかったはずだ。

48グループのパイオニアでもあり、支柱でもある、AKBが単独でコンサートを開催できてなくて誇りを大いに傷つけられたはずだ。

支店ががむしゃらにやるところを本店がドンと構えて横綱相撲?いやいや違うだろ?本店だからこそ、他の支店以上に狂気を持ってがむしゃらに、そしてさらに上が目指せるという意識で臨まなきゃならんだろ?

未来が見えない
優子は卒業なのに「私はまだまだAKBに残ったとしても伸びシロがあります」っていうのをその全力パフォーマンスで見せてくれた。

そして、チーム4メンバーは初めてビックマッチ会場で自分たちの出番が数多くあることに喜びを隠せないようで、思い切り弾けていた。

正直、このがむしゃらパフォーマンスをし、そしてAKBの未来を感じさせてくれたのは卒業する大島優子とチーム4メンバーだけだった。

優子が卒業すれば、それ相応のメンバーがその位置に立つのだろう。あっちゃんポジションもそうだが、かつての「この位置を奪い取ってやった」という物語が今のAKBには見えてこない。

正直、SKEのあかりん、NMBのみるきー、HKTの谷のように支店のほうが成り上がり物語が数多くある。

何事も創造と破壊を繰り返さなければモチベーションは保てない。安定こそ最大の敵である。