先月下旬、社販があったからお裾分けで実家に行ったんだけど、その時に、実家の猫がもう長くは生きられないだろうと母から聞いた。

その数日後の9月27日、妹から「うちの猫、もう長くはないから時間がある時に顔見に来てあげてね」ってLINEがあった。
そのLINEを見たのは昼休憩中で、わかったよと返信した。

3時休憩の時、妹からLINEがきていて、内容は「猫が旅立ちました」だった。
それを見た瞬間、つい先日、猫が私に手を伸ばしてちょいちょいってやったのを思い出して、あれが最期の挨拶だったのかと思ったら涙が溢れ出した。


実家の猫は、7年前に腎不全になって、ずっと治療してたんだよね。
ちょうど、うちの猫が病死して数か月後だったかな。
だから、実家に行くたびに、コタロー(うちの猫)の分も生きてねって話しかけてたんだよね。


仕事帰りに実家に行って、猫の遺体を見た。
すごく安らかな顔をしていて、本当に寝てるみたいで、起こしたら「なに?」って言いそうな雰囲気だった。

妹は落ち込んでると思ってたら、わりとケロッとしてて拍子抜けした。
ただ、旅立ちの瞬間に立ち合えなかったのが悔やまれてるようだった。

その日は病院に行ってたようで、朝、「病院に行ってくるね」と声をかけた時には、もう元気がなかったらしい。
それで私にLINEを送ったみたい。
昼に帰ってきたら、もう逝った後だった。

父がゴルフに行ってたらしいんだけど、途中で妹からのLINE見て泣いたらしい。
その後のゴルフは散々だったと言ってたw


9月29日、火葬場に行って、最期のお別れをしてきた。

火葬が終わるまで待合室にいたんだけど、私達の後から待合室に入ってきたオバサン連中が、部屋に入った瞬間「お腹空いたわね~!!」って言って、何か食べ物の袋を開け出して食べ始めた。
その後、ずっと話しててうるさかった。

1時間後に火葬が終わって、お骨を骨壷に入れて、分骨用の容器を買って帰った。

実家に戻ったとき、まだ猫がいる気がした。
もう居ないんだよね…。


アゲハ、今まで癒やしをありがとう。
本当に頑張ったね。
虹の橋の向こうで、タマとコタローといっぱい遊んでね。
安らかにお休みください。