人間は、生命維持がなされている間は、瞬間ごとに滞りなく構築される情報世界の連続性を自らという生命個体が実際に観測しているという感覚に基づいて、自分という一個人が確かにこの世に存在していると実感している。
その意味で、人間は、死んでこの世から退場するのではない。この世は、生命が情報世界を構築してはじめて存在する事象なのである。
恐らく、人間にあの世と呼ばれる死後の世界は、物理的・情報世界的には存在しないと推定される。
そうではなく、この世という世界が、生きている間だけ、脳(心)によって作り出されると考える方が自然なのではないかと感じる。