スタート日決まる | BCTのブログ

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みんな突然なる。病気なんて突然やってくる。だから、ちょっとでも励まし合えたらいいんじゃないかと思ったのだ~。私が励ましてもらう、それもうれし♪ だけど、私が同じような境遇の人を励ませたら、それもまたうれし♪

5月11日、今日は晴れているけど、めちゃ風が強いなぁ・・・


昨日あたりから、ちょっと痛みが強くなってきた気がする。今までは痛くても鈍痛だったけど、昨日から何て言うんだろ、キーんというかつーんというか、何かこう”いったーい!”って感じの痛みが超たまーにだけど来るようになった。何を意味しているんだ?まぁ日々大きさを増しているしこりなので、大分神経にも触れるようになってきたということか・・・?それとも、生理にも関連してるのかな・・・?



先日行った採血は、抗がん剤治療をスタートするのには問題ないという結果だったと、看護師さんより連絡が来た。スタート日はご都合に合わせて決めて下さい、と。


既に決まっている6月下旬のイベント、9月上旬の展示会を考慮して、来週の土曜日スタートと言うことにした。


その頃には、明日受けるPETの結果も出ているとのことで、その結果を主治医から聞いて確認してからのスタート。


どうだろ、PETでもし転移があると言われたら、どう思うんだろう・・・?もし転移がハンパなくて、もう手遅れです、なんて言われたら、それはそれは”急いでやりたいことやらなきゃー!”って思うのかな。とはいえ、しばらくまたショックを受けて混乱するんだろうな。その時点で、抗がん剤治療は拒否るな。だって、手遅れなのに治療したってしゃーないもんね。


「少々転移してます」や、「転移はPETでは今のところ見受けられません」とかなら、「あー、そうですか」と言って、そのまま抗がん剤治療をスタートすることになるんだろうな。


あーあ、あんまり考えても仕方ないね。これでまた心的ストレスためて、免疫力失うのが今の自分には一番ダメージ大きい。


同じ病気でなくなったスーちゃんの記事を少しだけ読んでみた。随分長いこと闘病生活を続けていたにも関わらず、仲良しの蘭ちゃんミキちゃんに病気の事を打ち明けたのは、亡くなる3年前だったと聞いて、何て強い人なんだ、と思った。


いや、きっと打ち明けずにいられたのは、廻りの家族の強い支えもあったからなんじゃぁないかとも思う。病気をして初めて思う。そんなに強い人間はこの世にはいないんじゃないかと。やはり人はひとりじゃ生きられない。他の人(家族や恋人や友人)に支えてもらえないと、とてもじゃないけど乗り越えられないことが山ほどある。そのひとつが病気であるわけだけど、これこそ、命にかかわる病気を経験した人でしか、また、そういう人を身近に支えた経験のある人でしかわからないと思う。


彼女は、一旦回復したのに、十二指腸潰瘍を患った時にした絶食が原因で体力、免疫力が低下、ガンの再発を招いてしまった、と書かれていた。体力、免疫力のなんと重要なこと。どんな病気にも当てはまる根幹の必須なもの。今まで軽視してきたつもりはないけど、自分でも自覚できる程の免疫力の低下、体力の低下を感じていたにも関わらず無理をしてしまった自分がいて、結果こういう病気になってしまったこと、後悔先に立たずとは正にこのこと。


今まで乗り切ってきたから大丈夫、との過信が招いた結果。そしてこの結果により身近な大切な人たちに迷惑を掛けている自分に嫌気がさす。本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。


病気を治すことできっとせめてもの恩返しになる、そう理解しているので、今は治療を受けるしかないし、それが唯一自分をこの世に残すための方法だし。




あと約1週間。おいしいと感じながらご飯が食べられるのも、髪の毛を気兼ねなくシャンプー出来るのも、マスクせずに外に出られるのも、もうあと1週間。楽しまなきゃ、ね。


万一、悪心嘔吐が酷くなく、抜け毛がなかったら、それだけでもこんなに嬉しいことはないのにね。薬の開発、がんばってください。