今日という日【2月11日】
■日本初の洋式灯台点灯
1869年2月11日。
それまで浦賀水道を照らしていた西浦賀の燈明堂代わり、この日、「観音埼灯台」が完成、点灯した。1866年、アメリカ、イギリス、フランス、オランダと結んだ「改税条約(江戸条約)」によって建設を約束した8ヶ所の灯台の1つで、最も早く完成、点灯した。
建設当初はレンガ造りの四角い洋館建てで、設計は「レオンス・ヴェルニー」等フランス人技師が担当した。屋上に灯塔を設けたフランス風白色八角形のレンガ造灯台で、地上から灯火までの高さは12.12m。フランス製の第3等フレネル式レンズ、3重心灯器を使用し、光達距離は約26km(14海里)だった。
東京湾、浦賀水道を照らし、東京湾海上交通センターとあわせ海上交通が輻輳する浦賀水道航路の安全に寄与。日本初の洋式灯台であり、この灯台の着工日を記念して11月1日が「灯台記念日」に指定されている。大正時代の地震により2度再建され、現在の灯台は3代目にあたる。