本末転倒!?
民主党、勢いあるねぇ。このまま何もなければ政権交代だろうね…でも、俺にはちょっと気になっていることがあります。
特に最近、アンケートで「選挙に関心がありますか?」「行くつもりですか?」って聞かれてYesっていう答えが 以前に比べて やたら多い。これってどういうこと前は特に興味がなかったと?テレビとかであれだけ「選挙行こう」って声かけても投票率半分以下だったのにね。
じゃあ今回は何で行こうと思うのか…何か変わりそうだからだろきっと。でもよく考えるとこれはおかしい。本来なら、どんな大きさの選挙であっても(区議会でも都議会でも衆院総選挙でも)、大きな争点がなくても、常に少しでも住みやすい社会にするために1票を使うべきじゃないの
「今回は本当に何か変わりそう」って、気持ちはわかるけれども、本当は「今度こそ」って言えるのがいいのかなって俺は思う。勝ち馬に乗ればいいってものでもないんだから、日頃からある程度考えておかなきゃね
ついでに言えば、地方の首長は若ければいいってものじゃないでしょ。その若さや”柔軟”な発想を武器にして「現状をどう変えていけるか」が問題なのであって、なんとなく「自公はイヤ」とか「既成政党はダメ」とかで選んではいけないと思うよ。都議選だって、与党が苦しいのは国政のあおりを受けてるからじゃないのかなぁ?
俺は、自公でも民主でもきちんとしたことをやってくれればそれでいいし、ダメなものはダメと言います。ただ民主党さん、魅力的なことは多いけど「お金が足りませんでした」だけはナシでお願いしますよ…それが1番寒いことだと思うので。
大変な仕事だと思うけど
やっぱり自分の1番の“ウリ”である教育ネタからいってみようかな。
常日頃から思っていることがあるんですが、本当は(学校の)先生にできることってほんの少ししかないんじゃないかと。俺はまだ正式な先生じゃないけれど、教育実習とか今のボランティア活動とか色んな機会に現場の先生と話をさせていただく度にそう思っていたんだ。現場を知らない人は、どうしても先生方に「あれもお願い、これもお願い」ってなりがちなんだけど、結局先生方が子供達に対して直接できることは、大きくまとめると
・全力でわかりやすい授業をすること
・できる限り子供達と時間を共有すること
の2つだと思う。俺も実習したけれど、実際に授業をするまではホームルームもどこかよそよそしかったし、数日間放課後一緒に遊んで長く一緒にいる時間を持ててから授業がスムーズに進むようになったしね。実際はこんなに単純ではないけれど、この2つに集約されていく気がする。世間では「個性を伸ばす」とか「生きる力を育てる」とか響きのキレイなフレーズばっかり先行してるけれど、そんなことが狙ってできたらその人は神だと俺は思うよ。こういうフレーズの多くは、先生方が上の2つのことを精一杯実践した結果そうなればいいなぁって考えるくらいがちょうどいいと俺は思ってます。少なくとも今の予算と人員ではね。ただ、この2つすら実践できていない先生が一部にいることも事実でしょう。そういう先生は、子供達のためを思って自分で判断してください。
世間からはある意味で“過剰な”期待を受けて、何か問題があるとすぐに矢面に立たされる先生という仕事って、ホントに大変だと思う。でも、敢えて俺は挑戦したいんだ学校の先生じゃなくてもいいから、これから教育の世界に本格的に入っていきたいな。