1,000社を超える企業の福利厚生を見た男が書く 「ENJOY福利厚生」 -2ページ目

1,000社を超える企業の福利厚生を見た男が書く 「ENJOY福利厚生」

ワーク・ワーク・ワークの日本をワーク・ライフ・バランスの国へ。
一人の意識で組織が変わる、企業が変わる。働き方を変える一つの
ツールが福利厚生である。アジアを代表する日本から新しい
働き方(福利厚生)を発信しよう!

先日日経で発表された働きやすい会社。一位はパナソニック。上位には電機メーカーがずらり。何か違和感を感じないだろうか??働きやすさとは、不安、不満、心配がない状態で仕事ができることではないか??将来に不安を抱くパナソニック社員は何人いるだろうか?要は人員削減を行う会社が働きやすいわけがないということ!!一部の従業員にとって働きやすい会社ランキングか?このランキングに意味があるのか甚だ疑問である。人材派遣会社と大企業、日経が手を組んでやってるんじゃないかと疑ってしまう。本当に働きやすい会社ランキングを発表して欲しい。

労働生産性の向上・維持に必要なことは、

労働生産性を押し上げる優秀な人材、適切な人材をより多く獲得し、継続雇用させることである。

やはり「人」なのである。

人の採用、離職抑制に効果をもたらすこと、これが福利厚生である。

A社とB社どちらに働くか迷ったとき、仕事内容・業種が同じであれば最後に見るのは

働きやすい会社であるかどうか、その指標が福利厚生である。

また、長期的な安心、継続的に働くことができる生活環境や就業環境がそろうことで

離職の抑制になる。安心を与えるもの、それが福利厚生である。


労働生産性の向上・維持に福利厚生は密接にかかわりあっているのである。

ただ戦略的に福利厚生を活用できている企業はまだ少ないのが現状である。

この二つはどう違うのか??

定義としては下記である。

働きがい・・・働くことを通じて、意義を感じられること

働きやすさ・・・働くために、不安、不満、心配などがない状態のこと

働きがいは生きがいとも言える。お金ではない世のため人のために役に立っていると感じるから

働いているという感覚である。

働きやすさは安心を受けられるかどうかである。


ちなみに働きがいのある会社1位はGoogle、働きやすい会社1位はパナソニック。