台湾での総選挙の結果、民進党が勝利し、継続して中華人民共和国による台湾統一に対抗し、台湾の自衛と維持を今後も目指していく姿勢を示しました。 

 今回の選挙で自分が注目した点は二番目に票を得ていた国民党にありました。 

 三番目に票を得ていた民衆党は中華人民共和国の台湾統一に友和姿勢を示していましたが、二番目に票を得ている国民党は本質的にはそうではありません。というよりも祖国統一には賛成していますが、中華人民共和国による統一には反対しています。 

 現在の台湾は、国共内戦で敗れた蔣介石が台湾に逃れたことから始まりますが、国父である孫文が所属し、その後を継いだ蔣介石が率い、永久総裁となっているのが国民党であり、中華民国の統一と最高指導の立場にあった歴史ある政党です。そんな国民党が何故現在は票を得られていないのでしょうか?それは、国民党の最終目標が、現在の国民に受け入れられていないからです。 

 その最終目標とは中華民国による祖国統一であり、大陸の支配権を中華民国へ回復させることを目指しています。しかし、現在の状況を考えるとそれは極めて難しく、国民も現実性との乖離により支持が離れています。 

 しかし、それでも二番目に票を得ていたことから、今回の選挙で台湾国民の意思が読み取れる結果となったのではないでしょうか?