大きなこと








あと少しで小学生になる従兄弟が


         ランドセルをしょって私に自慢してきた。





             あれ?







この間まで、あんなに小さかったのに・・・













あと少しで咲きそうな桜は


            蕾をあおくさせている





太陽はなんで

   こうも明るく照らしてくれるんだろう







風も強くて

  髪がなびく







私も春に向かって


せかせかと体を揺らして









みんなも同じかな







もう




気持は”次”に切り替わっている














小さなこと








消しゴムを落としたときに




君が





「はい」





と言って



温かく笑ってくれるだけで





私の中で


ぽん


と花に色がつく





あぁ








もうすぐ春だ










彼女はいつも笑ってる
何で笑ってるか分からないケド
どうしようもないね
ちょっと尋ねてみよう




ある日ある朝
鳥が鳴く。いつもと同じ
そんな所に彼女がいた

その笑顔でたくさんの人を幸せにして
張り付いてるようなモノではないけど

「何で笑ってるの」

彼女が笑う理由は
君らが思ってるようなものじゃなくて
もっと深いどこかに突き落とされそうになったよ
彼女が笑う理由は
僕が思ってたよりも苦しくて
誰かに背負わせたいくらいの重い気持だったよ

「楽しいから」





その時、嘘と
君が言った。どうしようか
僕は無神経すぎたかな。

その笑い声を聞くだけで誰もが笑顔になる
彼女の周りは上手く廻るけど

「なんで笑うの」

彼女の笑う理由は
もう誰にも止められない程縛られて
どうしようもできないものだと僕は思ったよ
彼女の笑う理由は
何故か納得できるような理由で
もう止めることはできない・・・

 
「それは・・・




     私が


    

      つまらないから」




「私がつまらない顔してたら
そっちの方がつまらない。

だったら、
みんなを笑わせて、みんな幸せになればいい。


そんなの別にどうでもいいから。」






彼女が笑う理由
を聞いて僕は何も言えなかった
だって「そりゃそうだ」って言えるような理由だから

彼女を笑わせられる
手立てはないものかと考えてみたけど
彼女は笑ってる笑ってる笑ってる


何も変えられない