今回は・・ ・。
三菱自動車の「デリカミニ」、見て触って分かった事や感じた事をレビューします!。
(試乗はしていませんので、走行性能や乗り心地etcのレビューはしませんm(_ _)m)
(↑「DELICA」の黒文字デカールと、泥よけはディーラーオプションです)
三菱 デリカミニは、三菱自動車と日産自動車が共同で出資して設立された会社(NMKV)で開発(設計は日産が担当)した軽自動車で、製造は三菱自動車が担当している。
(日産のルークスは兄弟車となる)
(↑三菱 ek Xスペース)
発売当初は「ekスペース」と「ek Xスペース」だったが、ek Xスペースの意図(スーパートールワゴン→クロスオーバースーパートールワゴン)と車名を『デリカミニ』に変更して発売された。
デリカミニが発売された事により、ek Xスペースは生産終了になった!。
ek Xスペースの時もクロスオーバー(SUV)風のデザインになっていたが、デリカミニはさらにSUVのテイストを強めている。
デリカミニ専用にセッティングされたフルタイム4WDと足回りは、砂利道や凹凸のあるオフロードでも走れてしまう位の本格的な物!。
(1830mmと背が高いので、あまり無茶な走りは出来ないが😓)
ボディサイズは・・・。
全長=3395mm.全幅=1475mm.全高=1800mm(2WD) 1830mm(4WD)!。
搭載するエンジンは、659cc 直列3気筒DOHCの「BR06DE」と「BR06DET」。
このエンジンは、ルノー・日産がインドetcの新興国市場向けに開発した800ccのエンジンを軽自動車の規格(660cc)にボアダウンさせた新開発エンジンだという。
この800ccエンジンをボアダウンさせたのは、かつて「ヂャイアント」や「コニー」のブランドで自動車生産を行っていた「愛知機械工業」(現在は日産自動車の子会社で自動車部品の製造をしている)だが、エンジンを製造しているのは三菱自動車だという!。
BR06DEがNA(自然吸気)エンジンで、『52ps 6.1kgf·m』!。
BR06DETがターボエンジンで、『64ps 10.2kgf·m』を発生する。
デリカミニは全グレードで、「2.7ps 4.1kgf·m」のモーターが搭載されているハイブリッド車で、加速時にモーターがアシストするタイプのマイルドハイブリッドとなる。
(エンジンが主体の簡易的なハイブリッドシステムなので、モーターのみでの走行は出来ない)
(↑インテリア)
軽自動車なのでインパネ周りはプラスチッキーだが、ドアの内張りからインパネに繋がる一体感のある内装と、先代(ekスペース)から採用されているタッチパネル式のオートエアコンは質感は高い!。
(タッチパネル式のオートエアコンは、あまり評判が良くないが😓)
↑インパネ周りの収納はこんな感じ!。
引き出し式の収納ボックスの上(ドリンクホルダーの横)にも、小物etcを置いて置けるスペースがある。
写真には入ってない(忘れてた😥)が、シフトレバーの下にも引き出し式のカップホルダーがある。
運転席の足元(ハンドル下)には、事故した際に膝周りを保護するニーエアバッグが全グレードに装備される為、収納スペースはない。
(↑助手席シート下には、引き出し式の収納ボックスが!)
車検証入れも付いている。
また、この収納ボックスは後部座席側(↑写真参照)からも引き出す事が出来るという。
↑運転席の膝元には、見慣れない装備が!。
(ニーエアバッグ)
普通車には装備されている車が増えてきたが、軽自動車で装備されているのは「ルークス.デリカミニ.ekスペース」と、デリカミニがデビューする前に販売されていた「ek Xスペース」だけ!。
ニーエアバッグ展開時!。
(モーターファン様、画像お借りしましたm(_ _)m)
デリカミニで未舗装の凸凹道をガンガン走って舞踏会に行く人が気になるのが、サンバイザーにお化粧直しのミラーとライトがあるのか?ですよね!。
あるのかな?。
無いのかな?。
あー!。
ミラーはあるけどライトがないので50点です!。
助手席側のサンバイザーもミラーだけなので、50点です!。
(自動車評論系YouTuber「ウナ丼」さん風に説明してみました)
運転席側のサンバイザーには、ライトの代わり(!?)に「チケットホルダー」が装備されている。
(↑プラズマクラスター付きの「スリムサーキュレーター」(後席用クーラー))
(↓シフトレバーの隣に「電動パーキングブレーキ」と「オートブレーキホールド」スイッチが装備されている)
(↑助手席シートバックには、『折り畳み式テーブル(ドリンクホルダー&コンビニフック付き).スマホ等の小物を入れられるポケット.スマホを充電できるUSBポート(Type-A).地図等を入れられる大型ポケット』が装備されている)
運転席側のシートバックには、4kgまで対応のコンビニフックが装備されている。
※「スリムサーキュレーター」と「電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド」と「折り畳み式テーブル」は、「G Premium」と「T Premium」に標準装備。
上記の他にも、「マイパイロット」や「リアロールサンシェード」etcがG PremiumとT Premiumに標準装備となる。
マイパイロット(MI-PILOT)は高速道路 同一車線運転支援システムの事で、フロントカメラとミリ波レーザーに加えてレーザークルーズコントロール(全車速追従機能付き)と車線保持支援機能を使用し、高速道路での運転を支援してくれる機能!。
マイパイロットをSETしておくと、先行車の速度に合わせて車を加速・減速やステアリング制御etcを車が自動で行い、車線保持支援機能が車を車線の中央付近を走れるように手助けをしてくれる。
(※マイパイロットは運転を支援するシステムで、自動運転機能ではない!)
↑リアシートは、約320mmのスライドさせる事が出来る。
運転席を私のシートポジションに合わせた状態で・・・。
膝前=握り拳約5個分!。
頭上=握り拳約3個分!。
必要に応じて、こんな感じ(↓)で荷室を拡大する事が出来る。
もっと広い荷室が欲しい場合は・・・。
↓ ↓ ↓
↑リアシートを畳めば、自転車も積める広いスペースが!。
(↑床下にはパンク修理キットが収まっている)
「ジャッキ.ホイールナットレンチ.ジャッキハンドルバー」は装備されない。
装着するタイヤは、駆動方式 または Premiumで変わる!。
(↑「155/65R14」のタイヤ装着車は、鉄チン(スチール)ホイール&ホイールキャップとなる)
(↑4WD車は、全グレード「165/60R15」の大径タイヤとアルミホイールになる)
155/65R14→2WD車 G T
165/55R15→2WD車 G Premium T Premium。
165/60R15→4WD車 全グレード
(↑三菱 ekスペース)
(↑日産 ルークス)
写真は「ルークスハイウェイスター」だが、大人しいデザインの「ルークス」も用意されている。
(↑MT(マッド・テレーン)タイヤを履かせたデリカミニ!)
ちょっと車高を上げてゴツゴツしたタイヤを履かせたら、兄貴分のデリカD:5に負けない位の迫力が出そうやな・・・🤔。
※2024.8/3(土)、試乗をしたので走行性能や乗り心地etcのレビューします!。
試乗したグレードは『G Premium 4WD』、GとG Premiumはターボエンジンを搭載していないグレード!。
4WD車はターボエンジンを搭載していないグレードでも車両重量が1000kgを軽く超えてしまう(1050kg)ので、動力性能はどんなものか気になったので試乗してみる事に・・・。
モーターのアシストが効いているからか(?)、0Km/hからの加速は想像以上に軽快に走るが、坂道を走る場合やフル乗車時は動力性能に余裕は無いかな(!?)と思う。
NA(ターボエンジン非搭載車)で常に軽快な走りをしようとする⇒アクセルを深く踏み込んだ状態で運転する⇒エンジン回転数が上がり、唸ったエンジン音が室内に響くので走行中の快適性と燃費が悪くなる!。
なので、高速道路etcの流れが早い道路や距離の長い坂道を走る機会が多いなら、ターボ車を選んだ方が快適に乗れるだろう!。
2025.2/2(日)、ターボ車に試乗する事が出来たのでレビューします!。
試乗したグレードは『T Premium 2WD』、アクセルを踏み込むと力強くスムーズに加速するので余裕を持った運転が出来た!。
30→60km/hまでの加速感は、NA車とは比べ物にならない位パワフルな走りをする😓。
(試乗したNA車は4WDで車体が非常に重たいので、動力性能に余裕が無い)
・・・とはいえ、街乗りメインならNA車でも問題は無いだろう!。
ハンドリング性能は、背の高い軽自動車の割には車がスムーズに動くと思う😓。
交差点をちょっと速めの速度で左折したが、車が大きく傾いたりする事もないので恐怖感を感じなかった。
助手席に店員さんが乗っている&車通りの多い場所だったので、しっかりとしたハンドリング性能の確認をする事が出来なかった。
三菱自動車の店員さん曰く、2WD車より4WD車の方が少し乗り心地が固くなるというが・・・。
(また、試乗車はタイヤをゴツゴツしたマッド・テレーンタイヤ(!?)に変更されているので、純正タイヤと比較したら乗り心地が異なると言われた)
背の高い軽自動車なのでもっと固いと思っていたが、普通に快適な乗り心地やと思う。