
三津の朝市の歴史写真
こんにちは、よっこん日記のよっこんです。
今回は、料理教室に参加した際に見てきた、普段入ることのない松山市水産市場の2階の室内の様子を紹介します。
魚のさばき方料理教室に参加した様子を紹介した前回のブログ。↓↓↓
松山市水産市場の2階
料理教室の会場
水産市場の2階(平面図)
調理室の他、会議室や水産会社、各協会の事務所があります。
室内には、さまざまな掲示物が掛けてあります。
愛媛県三津魚市実況図
松浦 巌暉(まつうら がんき)の作です。
〔松浦 巌暉〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
生年不詳~大正元年(~1912)画人。和気郡三津浜(現松山市三津)に生まれ、京都岡本豊彦門下の森田樵眠につき四条派を学ぶ。大阪における内国勧業博覧会出品の「安宅の弁慶」が好評を博し、京都画壇で名をなしていたが、名利を求めず清廉な画人で、郷里松山に帰り画塾を開き後進の指導に当たるが授業料もとらず、画料もとらなかったという。
その教え子に矢野翠鳳、桜井忠温、杉浦非水ら多くの人材が輩出、以後の愛媛画壇に大きい影響を及ぼす。
花鳥・人物が得意、明治24年(1891)作の松山市高岡町弓敷天満宮の絵馬「梅花美人図」が知られている。
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(愛媛県生涯学習センター データベース『えひめの記憶』より)
この「愛媛県三津魚市実況図」は、三津の朝市のチラシに載っている絵です。
〔三津の朝市「旬・鮮・味まつり」〕~~~
松山市民の台所である松山市公設水産地方卸売市場で開催されている朝市。
年間4回実施されています。
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(「瀬戸の小魚うまいもん.net」より)
三津の朝市「旬・鮮・味まつり」歴代ポスター
平成25年4月20日(土)開催の第1回からの歴代ポスターが掲示されています。
12年以上続く人気の朝市です。(令和8年現在)
三津の朝市の様子。
(2025.7.26 よっこん撮影)
明治時代の三津浜朝市
丸屋根の三津浜水産市場です。
大正初期の三津浜朝市
三津浜港に様々な物品が荷下ろしされている様子です。
当時の活気ある三津の朝市の様子。
笠を被った“せり人”が円形の建物の外周近くに立ち、内向きに販売している。
せり人の補助者が魚を持ち上げることで、品定めをしながら売買している様子がうかがえる。
〔三津の朝市の歴史〕~~~~~~~~~~~~~~
三津の朝市の歴史は古く、約500年以上前の応仁元年(1467)に、河野通春が湊山城主となり、毎朝城兵の米穀魚菜を近郷の民より買い上げ、三津浜の海岸に多人数集合市場ができ、それが今に名高い「三津の朝市」の発祥と言われる。
また、これから150余年後の元和2年(1616)4月15日、松山藩主の加藤嘉明に下松屋善衛門が魚を売買したのが始まりともいわれている。いずれにしても瀬戸内海の好漁場を背景に、魚の売買取引はかなり以前より発祥していたものと思われる。
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(Wikipediaより)
瀬戸の小魚・松山鮓
正岡子規が郷土料理の誇りとし、夏目漱石も一粒もこぼさず食べたといわれる、松山鮓(ずし)。
明治25年、子規・漱石・虚子の歴史的な出会いを彩った「松山鮓」。
〔瀬戸の小魚・松山鮓物語〕~~~~~~~~~
正岡子規にとって「松山鮓」は、忘れられぬ「ふるさとの味」で「郷土料理の誇り」でありました。また、鮓にまつわる数多くの俳句を残しており、大の好物であったことが後々の語り草となっています。
夏目漱石が初めて松山を訪れたとき、子規・虚子とともに一粒こぼさず食べたのが「松山鮓」でした。それから三年後、「坊ちゃん」のモデルとなった松山中学校の教師として再び松山を訪れた時にも、この鮓を一番に食べたいと所望したそうです。
松山では、昔から祝い事や来客をもてなす際に「ちらし寿司」をつける慣わしがあり、家庭ごとの「お袋の味」がありました。「もぶり鮓」とも呼ばれる「松山鮓」は、「瀬戸の小魚」をちりばめているため、その中でも最高のもてなしといえます。
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「われ愛す わが豫洲 松山の鮓」(正岡子規)
松山鮓。「混ぜる」ことを方言で「もぶる」と言い、「もぶり鮓」とも呼ばれる。
〔松山鮓の特徴〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一番の特徴は、エソやトラハゼなどの「瀬戸の小魚」でダシをとった甘めの合わせ酢ですし飯を作り、その中に刻んだアナゴや季節の野菜をもぶす(混ぜ込む)ことにあります。そして、その上に錦糸卵をちらし、最後に季節に応じた瀬戸の魚介類をお好みで盛り付けます。
本格的な料理店ではウニや車エビを使って豪華に、居酒屋では酒の肴になるよう刺身を中心に、また、食堂ではジャコ天やシメサバなどのリーズナブルな食材を盛り付けるなど、様々な場面に応じたバラエティー豊かなメニュー作りが可能となります。
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(「瀬戸の小魚うまいもん.net」より)
さて今回は、松山市水産市場の2階の様子を紹介してきました。
三津の朝市の明治・大正時代の写真などが掲示してあり、とても興味深かったです。また、松山市の郷土料理である「松山鮓(もぶり鮓)」と、子規・漱石・虚子のエピソードについても知ることができました。
やはり愛媛の海の幸は昔から美味しいと評判だったのですね。
水産市場屋上駐車場からの三津ふ頭の景色。
それでは、良い一日を。
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