高校1年生の秋に不登校になった娘
高校1年生の5月くらいから 毎日疲労困憊
ヨレヨレになって通学していました
娘自身も 今考えると その頃は
ストレスMAXで死にそうだったと言います
先生だけが話す静かな授業
毎日の小テスト 頻繁にある試験
土曜日にある補講 そして校外模試
暑い季節の自転車通学(片道45分)
5月から 日中の気温は25度を超えますが
夏の暑い季節でも ずーっと 高校生は
なぜか半袖ではなく長袖を着ます
そして
その上にサマーセーターかベストを着ます
理由はみんな着ているから
他の人と違うことが何よりも怖い娘は
人の目がいつも気になるHSP
おまけに聴覚過敏なため
人より よく音が聞こえます
中学3年の頃から気付いていながら
だましだまし付き合ってきた症状は
空気嚥下症 別名 呑気症(どんきしょう)
でした
緊張やストレスの中で大量の空気を
呑み込むことによって
胃や食道 腸に空気がたまり
げっぷや腹部膨満感 ガスなどの症状を
引き起こす病気です
娘の場合は
授業中や試験中の静かな時間に 自分の
食道や喉で空気の動く音がするのが
とても恥ずかしいと言っていました
お腹がすいて鳴るのとは音が違い
食道からカエルが鳴くような音がする
と言います
ちなみにお腹が鳴るのはみんな一緒なので
恥ずかしくないそうで不思議です
その音を出さないように 意志でコントロールは
できないので いつ鳴るかわからない恐怖で
頭がいっぱいになり
授業も何を言っているのかわからない
静かに座っているのもつらい
試験も集中できない 状況になりました
気にすれば気にするほど
余計にストレスがかかり
空気を呑み込む量が増えます
食事や水分補給の時に
空気を一緒に飲み込むことさえ怖くなり
夏でも水筒のお茶を飲めない
お弁当を小さくしても
お弁当の中身を全部小さな一口サイズにしても
食べられなくなりました
空気を大量に飲み込み
お腹が空気でパンパンに膨れ
吐き気もするようになりました
帰宅後すぐに 空気を身体から出すために
げっぷをするのですが
何も胃の中に入っていないのに
空気を出そうとして
逆流性食道炎にもなりました
雨の降る日や暑い日は高校まで
自転車で通う力もなくなり
授業中 座っているのもつらくなった娘
毎日全ての授業に出ることが難しくなりました
それでも プレゼンの授業はペアの友達に
迷惑をかけてはいけないから行くとか
美術の時間は絵を描くのに没頭できるかもと
美術の時間だけ授業にでるとか
娘なりに学校になんとか行くための
工夫をしていました
続きます