アスティは2か月に一度のペースで近所の行きつけのペットショップでトリミングをしてもらっています。

これまで私たちはかなり手抜きで、トリミングの間アスティを自宅でお風呂に入れるのは、山歩きをしたりしてよほど汚れたときか、お客様が来るときくらいでした。

そのときアスティは、よくてアイボリー・テリア、ひどいとブラウン・テリア状態になっています。

ここのところの高温多湿の気候のせいもあってか、アスティの背中やお腹にフケが発生し、本人も痒そうにしていますので、かかりつけの獣医さんに診てもらいました。

皮膚系疾患の「脂漏性皮膚炎」で、背中や外耳などの皮膚腺の発達した部分によく発生し、皮膚脂肪が炎症を引き起こし、乾性の場合はドライスキンになりフケが頻繁に浮き出てきて、油性の場合は全身が脂っぽくベタついた状態になるそうです。

さらに皮膚炎性の場合は発赤や痒みが加わり、搔いたり舐めたりすると皮膚炎が悪化していくそうです。

アスティの症状は、背中は乾性、お腹は皮膚炎性という感じでした。

治療・予防としては、脱脂効果や殺菌効果のある薬用シャンプーで頻繁にシャンプーし皮膚を清潔に保つことが大切で、内科的な治療や食事療法により脂漏体質の改善を行うこともあるそうです。

私たちは手抜きをちょっと反省し、アスティをお風呂に入れました。

お風呂に入った後は本人も気持ちよさそうにしていて、フケも治まってきた感じがしますので、この夏はスッキリ・サッパリお風呂を続けたいと思います（できるかな・・・）。

アスティのこと(79)（痒々ができてお風呂に入った）