いざ旅行を計画してみると様々な課題が見つかりました![]()
①移動の際の長時間の車椅子坐位(電車での移動、航空機、車等)
②シャント術を行っているため航空機は大丈夫か?金属探知機や気圧の関係でシャント圧が変わってしまわないか
③頻回に吸引が必要
④食事場所・方法・水分補給(胃瘻なので移動している時はどのようにするのか)
⑤宿泊先のベッド環境(いつもは3モーター介護ベッドにエアーマットを使用ので褥瘡の心配)
⑥排便のリズム(定期的に坐薬を注入)
⑦オムツ交換場所(旅行中の大人のオムツ交換できる場所)
⑧公共交通機関の利用(航空機、JR、地下鉄等)
①については通所リハビリのスタッフと情報共有して長時間の車椅子坐位で血圧低下や臀部の褥瘡に繋がる発赤など見られないか確認しました
特にこれについては問題ありませんでした![]()
②については手荷物検査の際に通る金属探知機のゲートを通るとシャント圧が変わってしまう可能性があるとのことで、金属探知機のゲートを通らなければ大丈夫、そして航空機の気圧も問題ないと医師より許可をもらいました
航空会社にも電話で事前に連絡し確認しました。
③はバッテリー内蔵のポータブル吸引器を購入しました
退院する時はまさか旅行に行けるようになるとは思わなかったので電源駆動型の吸引器を購入しました。
④については移動の最中に注入を行うように決めました
水分補給はイリゲーターというボトルに白湯を入れ高いところに吊るして注入していましたが、さすがに旅行中はそのような環境がないため、水筒に白湯を入れ持ち運び時間になったらとろみをつけ胃瘻部よりシリンジを使って水分を注入するようにしました![]()

⑤は各ホテルバリアフリーの部屋はありますが、それはあくまで自分で移動できる人や少しの介助があれば宿泊できる人のために作られているようなものです
父のような寝たきりの人で、いつも使ってる3モーター介護ベッドやエアーマットはさすがにどこの宿もありませんでした
これにはいつも使用している体位交換クッションを持参して、夜間の体位交換を覚悟しました
(後で分かったことですが、かんぽの宿は電動ベッドがあるようです)
⑥についてはさすがにホテルで坐薬を入れ、いつものように水様便が出てシーツを汚しては困るため、最悪、旅行期間中3日間排便がなくても大丈夫と考えました
そして旅行日の前日に排便があるように調整しました。
⑦については事前にインターネットで情報を集め、福岡空港、新千歳空港には多目的トイレがあり、そこのユニバーサルシート(大人のオムツ交換ができるベッド)を使用すれば良いと計画を立てました
旅行先である札幌、小樽はバリアフリーマップ等を見ましたが、大人のオムツ交換ができる場所までの記載はありませんでした
子供のオムツ交換ができる場所は書いてあるのに
北海道庁や札幌市役所等に連絡してみましたが、そのような情報は持っていないとのことでした![]()
⑧については事前に利用する公共交通機関に電話で問い合わせをしました。まず、飛行機はJALを利用するためプライオリティ・ゲストサポートに電話をして車椅子を利用する旨を伝えました
合わせて飛行機の中に吸引器、パルスオキシメーターを持ち込む旨を伝え、主治医から診断書をもらう必要があることを教えてもらいました
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これを主治医に記入してもらい事前に郵送しました![]()
JRや地下鉄は当日に改札で車椅子を利用する旨を伝えればスロープを用意してくれるそうです。
車はレンタカーで事前に車椅子対応の車を予約しました。
以上の準備をしていよいよ大分から北海道への旅行の準備が整いました![]()
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