お盆休みは岩手へ登山遠征！

ということでお盆休みは時間があるので少し遠出して岩手の山へ行こうかなぁと思い立ち計画を進めていました

14日に柔道で金メダルを取った出口選手の凱旋パレードを見て、ゴロゴロしてから21時過ぎに家を出て岩手へ向かいます

安全運転を心掛け駐車場に着いたのは5時頃でした（めっちゃ眠いし、めっちゃ疲れた）ということで、15分だけ仮眠をしてから登山スタートです

河原の坊駐車場から小田越までが普通の道路を歩いて行くという感じで眠い体を起こすのにちょうどいいなぁと思いながら歩いていたのですが、朝5時半なのに少し暑い、、、

これは先が思いやられるなぁと思い少しペースを落とそうとしたところで木道と林道の涼しいゾーンに入ったのでこのままのペースで進みます

林道には珍しい携帯トイレ用のテントもあってこんなこともしてくれるんだなぁと感心しながら登るとすぐに森林限界が広がります

そこで目にしたのが『一合目』という文字でした。

今までのは登山じゃないのか！と突っ込みを入れたくなるぐらいの衝撃でしたが、そこで登山者と少し会話をして同じことを思っていて安心しました

ナンブトウウチソウ

ナンブトラノオ

さあ、いよいよ本番です！

ここから暑さと湿度の高さにやられながら自分の限界を超えていきます。（皆さんは真似しないでください。）

そんなことも忘れるぐらいの青空と振り返れば雲が登ってくるように見える景色が疲れを忘れさせてくれます

程なくすると、ハヤチネウスユキソウがありました！時期は少し遅かったのかなぁと思いましたが、ミネウスユキソウと比較すると全く異なり、日本のエーデルワイスと呼ばれているのに相応しい華麗な花でした

ここまで綺麗な景色は見たことがない

そう思えたのが早池峰山でした。そして、長い梯子を登り、急登を登って行くと少しの尾根を歩き頂上に着きます

頂上には剣がいっぱい飾ってあってなんだろうと思いながら見つつ、人が少ない静かな山頂でお菓子を食べ青空を眺めていました。

下山しようと腰を上げたのが15分後ぐらいだったのですがもうガスが発生していて、30分、1時間と仮眠を取っていたら美しい眺望が何も見えなかったんだなぁと、少し優越感に浸り下山しました。

百名山、10座目は早池峰山でした

早池峰山は神仏習合の頃から山岳信仰が盛んであり、早池峰神楽が知られている。山頂にあった剣は神楽でも使用されていることからなにか関連があるのかなと思った。

遠野物語にも出ており、早池峰山は美しい山として紹介されている。

そして、蛇紋岩の高山植物が咲き誇り固有種が数多く自生している。

標高1917m、距離9.1km、時間3時間50分の山行でした。

2024.08.15 早池峰山