進撃の巨人(偽)

進撃の巨人(偽)

妄想小説  勝手に付け加えてる適当な設定は根拠皆無です()

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注意 ネタバレ含みます



第2話 60年後くらいの私へ


兵士「大変ですユミル様!」


ユミル「なんだよwww」

兵士「いきなり巨人が我々を食い始めました!」

ユミル「えwww・・・えっ?」

ユミルたちは建物の外に出て状況を確認しました

そこでは巨人が無差別に人を食っていました

ユミル「おいおい・・・」

偉そうな兵士「ユミル!やはり野放しにするのが早すぎたんだ!もう少し実験でもしてから・・・」

ユミル「くそっ 私が失敗したとでも!?」

マイケル「とりあえず王を連れて北へ逃げよう!」

ユミル「恐らく巨人が言うことを聞かなくなったのは製造機の不良か・・・?」

マイケル「今はそんなこと気にしている暇はないぞ!馬を用意するんだ!」

こうしてユミルと100人近くの兵士達が北へと逃げた・・・

1週間後

王「もういいんじゃないか?・・・巨人達は鈍いしこの辺りに奴らはいなそうじゃ・・・はぁはぁ」

ユミル「そうですね・・・問題はどうやって巨人達から身を守るか・・・」

ユミル「今はこの辺りに巨人はいないが、南に人がいなくなれば北へくるのは確実だ・・・」

マイケル「なにか砦のようなものさえ作れれば・・・」

ユミル「くそっ 賭けてみるか・・・兵を集めてくれ!」

兵A「どういうことだ・・・」

兵B「知らないよ!」

王「これは私の命令だ!貴様ら兵は壁となり!我々に命を捧げるのだ!」

兵A「壁!?あの化け物から王を守れと!?」

兵B「無理だろ!」

王「お前達・・・兵を拘束せよ」

兵達は逃げ惑いましたが巨人の恐怖を思い出し南へ逃げることはできず、拘束されてしまいました

ユミル「私がこの場で作れば恐らく巨人は言うことを聞く・・・」

―――約3時間後

王「こ、これは・・・」

ユミル「50m級のとびきりでかいのを何体か用意しました。これでこいつらに壁になるように命令すれば・・・」

ユミル「まあ巨大だし時間も無かったので皮膚まではあまり作れませんでしたが」

王「早く壁を作れ!できれば3つほど!兵士はいくらでも使え!」

ユミル「・・・えっ」

こうして王の命令により3つの壁が作られた・・・

だがユミルは王の命令に背き、壁外の一般人達を壁の中に入れた・・・

人A「この壁の中は平和なのね?」

人B「平和・・・か・・・置いてきてしまった家族はいまごろ巨人に・・・ちくせう」

―――壁内の丈夫な建物の奥

ユミル「私はとんでもない物を作ってしまった・・・例え戦争に勝つためとはいえ・・・あんな化け物を・・・」

マイケル「ああ・・・あんな物・・・野放しにすべきじゃ・・・」

ユミル「恐らく巨人の生成方法を知っているのはここにいる13だけかな・・・」

ユミル「お前達・・・肝に・・・いや心臓に誓ってくれ・・・」

マイケルと研究者達「・・・」

ユミル「巨人の生成方法及び壁の正体を、たとえ死んでも話さないと!あんな物がもう二度と作られないように!」

一同「おう!」

こうして巨人の真相を知る者たちは秘密を隠し通すことを誓い、後の壁教となる・・・

そして1年ほど平和な月日が流れていった・・・

ユミル「なんだよマイケルwwいきなり怖い顔してきてwww」

マイケル「お前は・・・なんにも分かってない・・・」

ユミル「あ?ww巨人なら1年も見てなくね?ww」

マイケル「そうじゃない・・・俺達は・・・お前が巨人なんか作ったから家族を壁外に置いてくる事になったんだ!」

マイケル「今更かもしれない・・・だが1年も・・・1年も我慢して黙ってた・・・だがお前はそんなこと考えずにへらへらしてて・・・もう我慢の限界だ!」

ユミル「」

マイケル「俺だけじゃない!研究チームのみんなも!壁内に逃げ込んだ人も!王だって!お前の所為で苦しんだんだ!」

ユミル「おいおい巨人の件は私一人の責任じゃないだろjk」

マイケル「・・・もういい!」

ユミル「」

―――1週間後

ユミル「みんな私が憎かったんだな・・・」

ユミルはウォールマリアの上にマイケルを呼び出した

マイケル「なんだよ・・・」

ユミル「私はあんなに憎まれてたんだなw気付かなかったw」

マイケル「・・・」

ユミル「私、思ったんだ。巨人の秘密はいつかきっと人類が必要とする。でも容易に話しちゃ悪用する奴が現れる。だから・・・」

マイケル「だから?」

ユミル「判断はお前に託す」

マイケル「えっ」

ユミル「お前が話したくなったら話せ。お前に巨人の、壁の秘密を話す権利をあげるよw」

マイケル「なんでそんなこと急に・・・」

ユミル「まあまあ聞いてろってw マイケル、お前に話す権利をやるんだ。そしてお前に秘密を話す権利を人に与える権利をやるw」

マイケル「ごめん意味分からん」

ユミル「だからお前の信頼する人とか、子供とかに秘密を話す権利を受け継いでけって事よ。お前が死んでも誰かが話せるようにな」

マイケル「・・・分かった」

ユミル「じゃあ私はそろそろ・・・」

マイケル「おい・・・死ぬなよ?」

ユミル「それは分かんないな」

ユミル(私が生きてるだけでマイケルとか王とかは悲しい思いしてるんだよな・・・)

ユミル(どうせこの先ろくな事ないだろうし・・・仲間の為に死んであげるのも悪くないかな・・・)

そしてユミルは壁外へ飛び降りた

マイケル「ちょっおまっ」

ユミル(あの時注射した薬・・・人間に生命の危機が迫ったとき、巨人として一命をとりとめる薬・・・)

ユミル(実験してないけど・・・私、生き残れるかな・・・)

ユミル(国の為に生きて・・・その国民に憎まれる・・・なんか嫌だなw)

ユミル(じゃあもう人の為に生きるのはやめようかな もし巨人として生き残れたら・・・)

ユミル(生まれ変われたら、自分の為に生きよっ)

そしてユミルが地面に触れようとしたとき・・・

ユミル「ほげげげげげ!」

巨人になった・・・

だがその時のユミルに、意識は無かった・・・

第2話、完




次回予告

巨人になってしまったユミル・・・

残された仲間達はユミルの為にも秘密を守り通すことを決意する。

だが欲は・・・抑えきれなかった・・・

第3話 巨人になれる人

更新は未定←