そらのこと
そらとの想い出
そしてあの日のことも決して忘れたくなくて
まだ記憶が鮮明なうちに
記しておきたいと思います
2022年 4月2日 土曜日
朝
わたしが5時頃に起きてリビングへ行くと
いつものように
明け方まで起きていた息子と そらがいました
猫じゃらしで息子と少し遊んだあと
クッションに仰向けになっている息子が伸ばした手の先に
鼻をツンツンする そら
息子が2階の自分の部屋へ行くのを見届けたあと
水を飲んで
わたしの座っている真向いのソファーにあがり
いつものように
わたしと目を合わせ
お互いに何度かゆっくりと目を瞑る
そらとわたしのいつもの時間
そのうち眠りについた そら
いつもとおなじ
いつもの風景
6時17分
実家の母とお互いの安否確認のため
ラインで少しおしゃべり
いつもの
いつもどおりの朝でした
6時25分
ふと
眠っているそらの背中が上下に動かないことに違和感を感じました
手を伸ばして そらの背中に触れても動いていなくて
頭を撫でても
全く動かなくて
そら?
ふざけないで
目を開けて?
揺すっても
声をかけても
まるで ぬいぐるみみたいに
娘と息子を起こし
毛布でそらをくるんで抱き上げ
7時から診察をしている病院へ急ぎました
息をしていないこと
心臓がすでに止まっていること
素人のわたしにも そらがもう目覚めないことはわかっていました
それでも先生は丁寧に診察してくださいました
そして
残念ですが…と
目を閉じましょうね
処置をしておきますね
優しく そらが旅だつ準備をしてくださいました
風邪すらほとんど引いたことがなく
元気いっぱいだったそら
何の前触れもなく
数分前までいつも通りだったのに…
辛いですね
でも 心筋症で突然だったので仕方ないんです
大きな猫ちゃんに多いんですよ
3ヶ月の子猫ちゃんも最近旅立ちました
そらくんは大好きなお母さんのそばで
苦しまずに逝けて良かったんですよ
先生が話してくださいました
待合室から息子の泣き叫ぶ声が響き
大粒の涙を流している娘にそらを預けて
先生と看護師さんに見送られ
病院をあとにしました
冷静でいなくちゃ
そらと息子と娘
3人の子どもたちのために
わたしがしっかりしなくちゃいけない
家まで車で15分
平常心を保つために唇をかみしめながら
何度もこみ上げてきそうな涙を堪えました
今年の札幌は記録的な大雪で
4月に入ったのに我が家の前にはまだ雪が溶けずにありました
晴天で
太陽が眩しすぎる朝でした
