2024年1月の鑑賞リスト。例によって「DVD以外で初見のみカウント」というマイルールを適用。作品の頭には年間の通し番号をつけ、( )内は月間累計を表す。さらに、個人評価を★1~5で表し、作品の公式ホームページや予告編にジャンプするURLをつけた。


17(17)『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』★★★★


福原遥演じる百合の初恋の相手である彰が平日の朝、いつものように「ブギウギ」で見ている村山愛助役の水上恒司だったので、なんだか親近感が湧いた。


彰が「あの花」の群生地で百合に本心を打ち明けるシーンは切なくなったし、日常に戻った百合が生き方を決めて母に告げるシーンにはジーンときた。


現代人の百合にしてみれば、戦時中の思想は理解できなくて当然だが、その疑問を素直に口に出して相手に問うシーンは、捕まって拷問を受けて殺されやしないかとヒヤヒヤ。でも、歴史を知らない若い世代の観客の疑問を代弁する大事な問いかけだとも思った。


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