「あれがお前の敵だと言うなら、戦え。」
どんなに余裕ぶってみたって
みんな同じ人間で
どんなに自分より非力な者からだって
どんなに自分より立場の弱い者からだって
噛みつかれたら牙を剥いてしまうのが
人間というもののようで。
以前の私は
どうすれば自分の中で剥き出しになった
この牙を
気づかれないように
悟られないように
凛とした
"フリ"をして
飄々とした
"気になって"
随分無駄な気力をつかってきました。
冒頭の二つの台詞は
松本零士さんの漫画
『キャプテンハーロック』の
ハーロックの台詞です。
この台詞を聞いて
心が揺すぶられた私。
特に
「あれがお前の敵だと言うなら、戦え。」。
そうだよね。
"あれ"というのは、人それぞれ
思い浮かぶ状況・相手があるだろうけど、
ハーロックに、
まさに自分に向けて言われたようで
本当にハッとしたのを覚えている。
今、
心でしか叫べない状態に
追い詰められたり
追い詰めたり、
"目に見えない"という
最大の恐怖に怯える日々だったり、
あるようで何も無い
虚無の騒めきに心を擦り減らす
そんなことがあるかもしれないけど。
もっともっと真っ直ぐ強い時代を生きた人の
こんな言葉に
少し勇気をもらって、
逞しくしなやかに生きていきたい。