当時の丁稚奉公2
何も知らない子どもが住み込みで働くのですから先輩のお姉さんが弟の様に何から何まで、とても優しく面倒を見てくれました。今から考えると厳しい転換期に道に迷うことなく進めたのも先輩のお姉さんのお陰で決して忘れてはいけない恩人でした。当時住み込 みで月給は4,500円だったと思うけど月末になったら生活が苦しい"母ちゃん"の使いで弟がお金をもらいに来ました。床屋代と小遣いの500円を残して4,000円を持せて、平戸桟橋の近くにあった回転焼きを土産に持たせて渡海船に乗った弟に手を振りながら別れた。2学年下の弟も卒業したら電気屋の仕事に行くようになったけど、まだまだ生活は苦しさは続く。