珍獣ブログ
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FIZZY POP ☆ marble

 
 さてこの土日、marbleが鶯谷で新年会ライブやっていたわけですが、珍獣は1日目、土曜のほうに参加してきましたよ。
 3rdアルバム『Lingering Fizz』発売以後の、初ワンマンライブ参戦。

 ライブ会場が、これも初めて行った東京キネマ倶楽部。いやこれが天井高くて素晴らしい音響。ほんとに音がいいハコだった。
 開放感もあって適度な大きさ。まさにmarbleにぴったりの場所でしたな。

 歌と演奏の素晴らしさはもうこれまでもさんざん語ってきてますが、いやほんとにmarbleは素晴らしい……。
『Lingering Fizz』収録曲は全部やっちゃうし、最高でしたね (*´Д`)

 今回は特に『初恋limited』が素晴らしかったなぁ。改めて名曲だと認識した。ランティスが誇るシングル100選! とかやったら確実にこの曲は含まれるでしょう。
 菊池さんはほんとリズム刻みの魔術師。溜めと開放、焦らしと攻めのバランス感が絶妙すぎる。
 音楽好きが、音楽好きのツボにくるように音を作ってきてるんだよなぁ。ギターといいベースといいドラムといい……全ての楽器の使い方がうますぎる。

 フロントで歌うmiccoさんと、それを支える職人的な楽器陣。すごくストイックなスタイルなんだけど、暑苦しさも息苦しさもなく、ただただ爽やか。これほどレベルの高い演奏をしていながら緊張感的なものが皆無で、会場が音に包まれている。

 特別な音楽ではなく、日常の延長で楽しめる音楽を提示してくれているmarble。
 ほんと、音楽好きな人にほど聴いてほしいですよ。

 挑発的な言い方になりますが、センスの良い人ほどmarbleの良さがわかると思いますよ!


 心残りは、珍獣的marble最高の名曲である『流星レコード』が聴けなかったことでしょうかね (ノД`)
 日曜の方ではやったのかなぁ。

 アンケート用紙の方には、もうデフォルトで『marbleにカバーしてもらいたい曲は?』の設問ができてるしww
 とりあえず珍獣は

・tune the rainbow / 坂本真綾
・夢光年 / 影山ヒロノブ
・CLOWN / 遠藤正明

 の3曲をば。いや、この3曲はずっと前から言い続けてるんだけどさ……!

 うおーん。カバーアルバム出して欲しいなあ…… (´・ω・`)
 あと既存の曲のアコースティック版のミニアルバムとかもできれば是非、ランティスさん……


 今回はどうしても外せない用事があって日曜の方は参加できませんでしたが、marbleの次のライブも楽しみにしております!
 

Rasmus Faber with Platina jazz Orchestra

 と、ゆーわけで2011年度初ライブとなる ラスマス・フェイバー ウィズ プナチナジャズオーケストラ 行って来ました。
 よくわからない人もいるとおもうので、むっちゃ掻い摘んで説明すると、スウェーデンのジャズミュージシャン“ラスマス・フェイバー”が、去年にジャズでアニソンをカバーしたアルバム『platina jazz』をvol.1~2とリリースしたのですが、その出来があまりに素晴らしく、じわじわと話題に。珍獣も密かにハマっていたひとりでした。
 具体的にどのへんが素晴らしいか簡潔にまとめると

・選曲の“わかっている”感
 この手のカバーものはジブリなど極端に知名度の高い物に偏りがちですが、プラチナジャズでは『星間飛行』『ハッピー☆マテリアル』『君をのせて』などヒット作品をきっちりおさえつつ、『Voices』『For フルーツバスケット』『キグルミ惑星』など……「こいつ……わかってやがる……」と認めざるをえない、ガチのアニソンファンじゃないとできない選曲のセンス。
『ハレ晴レユカイ』『はじめてのチュウ』『そばかす』等……「え、それどうやってジャズにすんの!?」と疑問に感じずにはいられない挑戦的な選曲も多く、聴く前から緊張感を味わえます。
 Vol.1最後の曲が『Voices』、Vol.2最後の曲が『愛・おぼえていますか』になっている点などからも本気度の高さを感じずにはいられません。

・アレンジ、演奏の素晴らしさ
 そして特筆すべきはやはりアレンジの素晴らしさでしょうか。
 原曲メロディの良さを残しながらも、曲をいったん分解して改めて構築しなおしてしまっている、極めてレベルの高いアレンジで、数々の名アニソンが生まれ変わっています。
 まあこれは、これについては聴いてもらえれば言葉でなく心で理解できますので、プラチナジャズ知らんという人はぜひニコ動にうpされている作品を聴いてみてもらいたいですな。


@星間飛行
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9883306

@『はじめてのチュウ』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12702551

 
 とにかくアレンジが素晴らしすぎますなほんと。
 よく“才能の無駄遣い”と言いますが、これはもうそんなレベルを通りすぎています。


 さて、そんなラスマスがプラチナジャズオーケストラを引き連れて、来日公演をするというのですよ。これは……行かねーわけにはいかねーだろう……!
 会場は初来訪のビルボードライブ東京。六本木なんて、二度と来ないだろうと思っていたんだけどね……w
 とにかくむっちゃおしゃれな店だったんだけど、回りに居るのはけいおんキャラのストラップをケータイからぶら下げてる人とか、モンハンに熱中している人とか……シュール!

 珍獣の席は5階、といってもステージが3階なので、ライブハウスとかの感覚でいうと3階席にあたりますね。といっても1列しかないので、座った状態でもしっかり演者が見えます。
 バーカウンターでもらったカンパリソーダをちびちびやりながら上質なジャズを堪能する…… なんというオサレ空間でありましょうか。


 最初は『ハレ晴レユカイ』でスタート。ピアノ、ウッドベース、ドラムのみの最小編成で、あとから少しずつパーカッション、トランペット、サックス……と加わっていき、しだいに賑やかになってくるという演出。
 いや、これもまた見事でありました。最初の方ほど音数が少ないぶん、楽器ごとの役割も(珍獣のような素人が聴いても)わかりやすいし、ステージ上で演者達が音で会話しているのが伝わってくる。

 途中何曲かボーカルも加わり、特に『Genesis of Aquarion』は圧巻でありました。『創聖のアクエリオン』の英語版ですね。
 いやーもー、さらっと歌ってるように見えるんだけど、その実しっかり芯の通った発声で、マイクの使い方もすごいうまい。
 演奏者とも目で会話していて、リハーサル通りにやってます、っていうんじゃなく、本当に今ステージの上で作り上げているっていう感じ。まあ、これは歌に限らず全編そうだったんだけど、ほんと凄かったなぁ。

 ロックバンドだったらドラムを基準にするし、オーケストラなら指揮に従う。しかしジャズって、ほんとその場で創り上げていくものなんだなぁと。
 だからか、優雅に見えるなかにも一定の緊張感があって、ステージから目が離せない。アーティストだ客だって区分がなくなって、みんながただステージの成功を祈っている感覚。
 JAMやモモーイをはじめとした、普段行き慣れているアニソンライブとはまた違った形での一体感を感じました。
 ジャズの知識は正直ほとんどないけど、楽しみ方を教わったような気がしました。

 そして終盤、アルバムに収録されていない曲を1曲をやると言われていたんだけど、それがまさかの『GO! GO! MANIAC』。
 いやあ……これは熱い……
『Cagayake! GIRLS』でも『Utauyo!! MIRACLE』でもなく、ゴーマニであるというところにグッときた。
 もともとが凄いアレンジに凝った、あちこちに掛け合いの要素がちりばめられた曲ですが、それをうまいこと活かしつつ、“platina jazz”に仕上がっていましたね。ピアノと管の掛け合いなど絶妙でした。

 まさかのゴーマニでひときわ大き拍手が響いたところで本日のラスト『はじめてのチュウ』へと続き、盛り上がりが最高潮に達したところで終演に。
 アンコールを含めても1時間半程度でしたが、じゅうぶんお腹いっぱい胸いっぱいになれる素敵なイベントでした。
 いや、これ観に行っていた人は自慢できますよ、ほんと。

 今後もplatina jazzVol.3以降のリリースや公演の機会があることを期待したいですね。
 ……というか、あのゴーマニは絶対に音源化するべき! されなかったら損失ですよマジで。


 そして、こういったアルバムが出ることや公演が行われることで、何が嬉しいって、1番はやはり我らの愛するアニソンが国境を超えて遠くの国でも愛されていて、それを通じて交流ができているということ。
 JAMの掲げる“No Border”の精神にも通じますね。

 ラスマス先生ご一行の旅の安全と、大阪公演の成功を心より祈っております。機会があれば、また日本公演やってください!

 

Little Non ラストライブ

 
 12/22 正午前、突如発表された「Little Non解散」の告知。
 そして予定されていた12/25クリスマスライブが事実上のラストライブになるという現実。

 このライブが発表された時点では、クリスマスという日程から、他の予定が入る可能性も大いにあり、すぐにチケットをとるのはためらっていた珍獣。しかし萌えフェス行ったら楽しすぎて、そのテンションのままのノリで思わず購入してしまっていた(物販でライブチケットも販売していた)

 それがまさかラストライブになるとは夢にも思っていなかったが……。これもある種の導きだろう。


 会場の秋葉原グッドマンは小さな地下ライブハウスで、面積は渋谷DUOの2/3もないくらいだろうか。
 開場とともに、そこに大勢のファンがずいずいと押し込まれていく。すぐにぎゅうぎゅうになってしまった。
 関係者席も近く、奥まったところにモモーイの姿を発見。

 あまりに人が押し寄せすぎたせいか、予定時間からやや遅れて開演。
 まずステージの幕が上がる前のイントロダクションから反則で、これまで発表されたLittle Non楽曲の代表作をメドレー形式にキーボードで演奏した音源が場内BGMとして流される。最初は手を叩いていたファン達もすぐに俯いてしまい黙祷状態に。すでに泣きそう。

 開幕は予想通りの『サンバdeサンタ!』。のんちゃんはサンタ服での登場。
 最初から盛り上げつつも、序盤は『歩行者天国』などしっとりめなナンバーや、懐かしめの曲も盛りこまれる。1曲1曲全てが“生で聴けるのはこれが最後”の演奏。演る方も聴く方もいっさい手を抜けない状況で、どこか、やはり他のライブとは違うはちきれそうな雰囲気があった。

 中盤にさしかかり『桃色夜行列車』がはいったあたりから、怒涛のキラーチューンが続く。
 盛り上がりが加速し『あきらめないで』でついにモッシュ発生。暴れたいヤツが前に突撃していいき、最前部はmilktubの狂戦士ゾーンのように。
 これまでのLittle Nonのステージでは観たことのない異様な盛り上がり。全員が“最後の演奏”に全力で臨んでいた。
 後ろのほうで観ていた珍獣も、ぽっかり空いたスペースに ((( ´_ゝ`)ススス と滑り込んだり、モッシュ組に押されたりしてるうちに、気づけばかなり前のほうに来ていた。

 UOが乱舞し人の波がうねる。明らかに、これまでのLittle Nonのライブでは観なかった光景だった。まるでモモーイのライブのノリと、milktubのライブのノリを足して割ったような。
 これが秋葉原路上発のバンドが10年目に描いた景色。あの眺めを忘れることはないだろう。


 メンバー挨拶で最初にシュンが泣いてしまった時、大生が「お前だけは泣かないと思ってたのに!」と言っていたけど、なんとなく、珍獣もそんな気がしていた。

 大生が涙をこらえきれなくなったのは、断髪式にて、マネージャーさんの手により鋏の入った瞬間だった。大生の角が断髪された時、自分も含め、多くの人が“Little Nonの活動が終わる”ということを実感として感じたと思う。

 最後の曲で、どこからともなくジーク・ノンコールが始まり、何度も何度もファンが叫び続けた。それに応えるようにメンバーも演奏を続けていた。ふと気付くと親分が顔をくしゃくしゃにしながらベースを弾いていた。

 8月、渋谷DUOでのライブでは唯一泣いていて、今回は「みんな泣いちゃうから私は泣かない!」とずっとこらえていたのんちゃんが、最後の最後の、退場の挨拶の段階になった時に落涙していた。

 それぞれ泣き方も泣いたタイミングもバラバラだったけど、それが実にLittle Nonらしい、メンバーごとの個性がでていると思った。
 本当に、ひとりひとりキャラが立っていて個性的で、それでいてチームとしてまとまっていた不思議なバンド。
 その演奏は、あるいは拙い部分もあったかもしれないけれど、何か、他のどんな音楽にもないキラキラした生命力みたいなものがあった。それがLittle Nonの最大の魅力だった。

 解散してしまうのは残念。
 もう二度と生演奏を聴けないのは本当に残念。

 この2年ほど、音楽業界でも訃報が多い。しかし、バンドの解散というのは、個人的には初めての出来事だった。
 各々がソロになって活動を続けたとしても…… 例えばのんちゃんが歌手としてソロデビューしたとして、ライブをやることになった時、ひょっとしたら“昔の曲”としてLittle Nonのナンバーを演ることがあるかもしれない。でもその時、バックバンドはSODの3人じゃない。
 それは…… どういう感覚なんだろう。

 未だにこの“解散”という言葉と出来事を、自分のなかでどう受け止め消化すればいいのか、わからずにいる。


 終演後、ドリンク列に並んでいたら、モモーイの横にBambooが居て何か話している姿を見た。Bambooも来てくれたんだね。
 さらに横を向くと、何とサイキックラバーIMAJOの姿が。これには驚いた。
 ドリンクをもらって飲んでいると、今度は関係者席でなく一般客席後方にランティスじゅんさまの姿が……。おそらく別現場から駆けつけたのだろう。
 いずれもアニソン業界を現役で、それも第一線で支えてくださっている方々。
 クリスマスなんてクソ忙しいに違いに間違いない時に駆けつけてくださり、本当、ありがとうございますよ。

 これだけ書いておいて、けっきょく最後は月並みな言葉になってしまいますが…… 解散してしまっても、メンバー各々の活動を期待ならびに応援しております。
 どうか、負けずに頑張ってください!


――関連リンク
・ありがとう、Little Non。/ 桃井はるこブログ
 http://ameblo.jp/momoi-ktkr/entry-10749653850.html

・Little Non解散 / Bambooダイアリー
 http://milktub.com/cgi-bin/diary_n/diary.cgi?viewdate=20101225

・アキバの歩行者天国からメジャーデビューした「Little Non」 ラストライブ / アキバblog
 http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51111480.html