「TRUE GRIT」
「TRUE GRIT」
コーエン兄弟の最新作であります。
ジョン・ウェインの「勇気ある追跡」(TRUE GRIT)1969年 をリメイクしたもののようです。
仇討ちの少女を助けるために、ふたりの男が立ち上がった!!
みたいな話のようです。
見ていないので、なんともなのですが・・・カッチョ良さそうです。
新作の主演はジェフ・ブリッジス
アホでヤク中、そんでもって悪々のジェフ・ブリッジスもなかなかいけているのですが、
今回はチョーカッチョいい爺さんで登場のようです。
撮影はロジャー・ディーキンス
光の扱い方が最高であります!!
メチャメチャ、カッチョいい画の連続で鼻血が出そうです。
アメリカはクリスマスの公開ですが、日本ではいつ公開なのでしょう。
アカデミー賞にノミネートされるのでしょうか。
そんで、「ノーカントリー」(No Country for Old Men)につづいて賞を取っちゃったりするのでしょうか。
ふと思った!!
「TRUE GRIT」は「ノーカントリー」の続きじゃないか!?と。
以降は「ノーカントリー」のネタばれになるので
見てない方は読まないようにお願いしたいと思います。
「ノーカントリー」のラスト、
トミー・リー・ジョーンズ演じる爺さん保安官はこんな現代の悪なんかワシの手には負えねーと、
保安官を引退するわけですが、
引退後、ある夢を見てその内容を奥さんに話します。
で、話し終わったその時の爺さんの顔といったら苦々しいったらありゃしない。
トミー・リー・ジョーンズのシワシワ加減が
いっそう渋い顔に見せております。
トミー・リー・ジョーンズの配役はこのためか!!てな感じであります。
その顔が何かをあきらめたようにも見えるし、逆に決意してるようにも見える。
たぶん、その両方なんじゃないかと思ったりもしたのですが、
で新作の「TRUE GRIT」
「ノーカントリー」の続きとして考えると面白い!!
渋々苦々爺さんが決意をして悪に立ち向かう!!
それには現代じゃなくて、やっぱり西部劇がピッタリでしょ!と、いうことなのか?!とか。
思ったりしたわけであります。
そういえば「ノーカントリー」には西部劇臭がプンプンしてました。
おもしろい勧善懲悪モノを楽しみたいと思っておりましたので、
「TRUE GRIT」はかなり期待をしております。