35歳、結婚を前提に彼氏ができた
Tさんは毎日連絡をくれて、おまけに私が仕事で早朝5時半に家を出る事を知って、仕事の前に早起きをして職場まで送ってくれ、来れる時は迎えにも来てくれた。
男の人って優しいもんなんだなぁ
と男性から優しくされるという、その事自体に浸っていた。
私も一端のキラキラした女性の仲間に入った気がした。
このキラキラは男性から受け取る事が上手で甘える事も素直に出来る可愛らしい女性の事だ。
今日もTさんと会う約束があった。
Tさんと私は同じ事で笑い合える
相性ではなかったと思う。
つまり、何をみて面白いとかの感覚が全く合わなかった。
Tさん「この間タウンワークのCM見てて面白くて爆笑しちゃってさ」
説明してる際も爆笑のTさん。
確かに有名な芸人さんが出てるCMだけど、私は爆笑はない。
おまけにどこで笑っているのかも分からなかった。
会話らしい会話もせずに付き合った私とTさん。
同じ事で笑いあえる相手が相性の良い人
と、有名な占い師が言っていた。
私はTさんと居て、男性がくれる優しさや男性と居る事のドキドキ感や大切にされる事で自分が女性なんだと感じられる事は出来た。
でも、私はその後のデートも心から笑える事はなかった。
Tさんは私との結婚を真剣に考えてくれて、新年早々にでも母親に会って欲しいと、言ってくれた。私がしたい結婚は目の前だった。
でも私の心は決まっていた。
お付き合いは約一ヵ月しか続かなかった。
大切な事は自分の心が良く知っていた。
私の結婚相手はTさんではないという事実だった。
それだけは分かっていた。