泣いて、謝って。
すがって、追いかけて。
「次はないからね」
そう言われた。
良かった……。
そう思ったけど。
すぐに苦しくなった。
嫌々受け入れてくれたんだ、って。
本当は縁切りたくなるほど私の事が嫌いで。
私がしつこいから、仕方なく縁を戻してくれたんだって。
彼の幸せを考えるなら。
私は居なくなった方がいいんだ、とも思った。
好きな人の幸せが。
私の中の不幸。
まだ繋がれるっていう安心感と。
いつか縁が切れるっていう不安。
なんかもう、ボロボロだ。
こんなに、なんで追いかけてしまうんだろう。
脈はないし。
好きでいてくれてるわけでもない。
どちらかと言うと、そうだな……
“好きな時にやらせてくれる都合の良い女”
こういう枠に、私は当てはまる気がする。
彼がそう思ってたとしても、
それで彼が楽であるなら、別に良いや。なんて。
どこまで自己犠牲したらいいんだろう、私。
昔。
私は我慢をしていい子を演じないといけない子供だったのを思い出した。
親に振り回されて、嫌なことがあっても。
ヤダヤダ!って泣いて主張したことはない。
ママの言う通りにするよ。と。
いつも聞き分けの良い自分を作っていた。
そうしないと、愛されない。
そう信じてたから。
今。
私は彼の言葉に傷ついたとしても。
「何その言い方!?」って怒れないのは。
聞き分けの良い自分を作ってるからなんだ。
出会った頃は、怒れたのに。
「うっぜぇーーーw」って言えたのに。
彼も「うぜぇじゃねーよwほんと口悪いよなぁ、まったくw」って笑ってくれた。
今はきっと
私がそんな言葉をはくものなら。
「は?電話切るよ?」って言うんだろうな。
愛されたい。
彼と、笑い合いたい。