15名程のクラスから、今年の参加希望者はたったの5名でした。
昨年より3名も少ないのです。
4月に決まってから丸4ヶ月の間、通常のレッスンの後や別な日に自主練をしてきました。
昨年は軽快なsing sing singで馴染みのあるメロディしたが、今年の曲は初めて耳にする女性ボーカリストの歌。
アップテンポの中々魅力的な曲です。
振付も素敵で、ちょっとお色気のあるエレガントなポーズが混じっています。
果てさてこれにどんな衣装を合わせるのか、期待しながら練習を続けていると、6月頃に決まりました。
全員真っ赤なワンピース。
スカートのフレアが踊る度にヒラヒラして、振付が活かされる感じです。
靴はくるぶしまである黒のダンスシューズ、黒のベルトと黒い肘上までの長い手袋。
赤と黒の強烈なコントラストに負ける事なくどこまで踊りこなせるでしょうか。
音楽に合わせて踊る楽しさが少しずつ分かってきた所ですが、リズムに乗り切れているか不安でもあります。
家でも毎日入浴前15分程を練習に当てていますが、何分にも狭くて思い切り動けないのが残念。
一週間前にリハがあり、舞台の大きさ客席の様子等は確認できました。


そして一昨日が本番でした。
渋谷文化村の向かいにあるビルの二階が会場です。
4:30と6:30スタートの2部制で、私達は11時に会場入りして、準備や練習に当てました。
一緒に踊る5人は3時頃になると衣装に着替えて、ヘアやメイクに余念がありません。
メンバーの中には舞台を何度も経験して、上手にメイク出来る人もいるのでお願いして自分のを直してもらったりしました。
私達の出番は2番目、まぁ前座みたいなものです。
見応えのある踊りはプログラム中程の若い看板ダンサー2人によるもので、クイーンのDon’t stop me nowでした。
惚れ惚れする様な切れ味とポーズに、誰もが酔いしれた事でしょう。
一人は私達の先生のお嬢さんでスレンダーな美女、もう一人も素敵なお嬢さんで二人が舞台狭しと揃って踊るプログラムは圧巻でした。
指導者3人が一緒に踊る演目も二つあり、こちらもダンスの醍醐味を堪能させるものでした。
これらの素晴らしいダンサーに混じって私も同じ舞台に立てたのは良い記念になります。
踊りの楽しさを覚えたとは言え、今後この様な舞台に立つ事はもうあまりないでしょう。
でもエクササイズを兼ねての踊りの練習だけはこれからも続けたいと思います。