岐阜にいた5年間は
すざましく辛い5年だった
あと3日でここを離れようとしている
今日は次男が生きていた時に一緒に登った金華山に面影を偲びつつ一人で登った
4年前、確かに彼はここに存在していた
私の脳裏には一つ一つの彼の表情がくっきりと残っている
本当に4年前の同じ桜の頃に彼とここに来た
そして彼はここもうこの世にはいない
岐阜での5年にはなにもいいことがなかった
父の死に続く次男の自死
それから後の4年は私はぼろぼろになりながら
なんとか生きてきた
5年という年月はひとくくりのような気がする
ここを出て今度は大阪で
今度は幸せに過ごしたい
さようなら岐阜