ネット社会で便利・不便になったと思うことは?
今書いてるこのブログもそうだし、メンタル病んでるわが身としては
外に出たくないときにネット通販がなかったらと思うとぞっとする。
(案外スパルタな暴露療法のノリでえいや、と外出して引きこもり気質が治ってたりして)
いつも現代のネット環境の整備の高さやサービスの良さを考えると
ディストピア的なSF的近未来を想像してしまう。もうその入り口に立ってる
(もしくは気づかずにそうなってる)かもしれないし。
なんか言ったらすぐ炎上する相互監視社会や、ちょっと気の利いた事言ったり
なんかおもろい光景が撮れたんで友達に見せようとUPしたら
すぐ拡散され世界中に共有される様は、かなりディストピアな風景に見える。
ネットで注文してすぐに届くのも問題だ。よく考えると気味が悪い。
ネットの利便性についてこういうこと考え始めると、
ブリューゲルの「怠け者の天国」という作品(絵画。wikiにこの作品を解説したページあり)や
ジョン・レノンの「watching the wheels」という曲を思い出す
特にサビの
『僕は座って、ぐるぐる回る車輪を見つめている
回る車輪を見るのが大好きなんだ
もうメリー・ゴー・ラウンドには乗っていない
すっかり放り出したんだ』
いきなり方向性が違うこと書くけど、ネットがこれだけ発達してると
流行りものや何か新しいモノが勃発しても、すぐにネットを介して世界に
散ってしまい「熟成」されないまま消費されつくされてしまう、という点が嫌い。
例えば音楽でもビリー・アイリッシュ(これでもちと古いか)みたいな若者が
出続けてるけど、昔と違い情報伝達や知識の共有が同時進行で進んでしまうため
イキの良い才能が出てもすぐにそれを情報の一つとして消費されてしまい
時代に名前を刻むような巨大な才能、大きなブームに育つ時間すらない、そんな気がする。(すいません、文章下手で何言ってるかわかんないですよね)
最近世捨て人感がさらに増大して、スマホすら持つことが苦痛になってきてる。
暇なときに寝ながらネット閲覧してるくせに、である。
昔「TVばかり見てると馬鹿になる」という言葉があったが
「ネットばかり利用してると馬鹿になる」ともいえる、たぶんそれは本当だ。
ある程度の不便を受け入れて暮らしていかないとよくないと思うよ。
たまには自分の頭で静かに沈思黙考しないとよくないと時々思うよ。
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