老後の趣味にしたいことは?

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老後の趣味ではなく老後について。
とりあえず病に押しつぶされずに生き続けることが大事。
老後のことなんて考えてる暇がない。
病のせいかもしれないが老後の自分を想像できない。
初めての鬱発症時からずっと「自分は平均寿命まで生きられない」、
「自分はあと10年以内に確実に死んでる」「できるだけ早く死なねば」
と思い続けた影響からか。
 
話は変わるけど
「老後」とかそういう区切りはつけないほうがいいと思います。
下手に区切りをつけると急に老け込んだりする人を何人も見てきたので。
老後、という言葉で自分に暗示がかかっちゃって(言霊とでもいおうか)
それで急に老け込んじゃう人。
そういう意味では前回の精神年齢診断の結果に繋がるかもしれないけど
肉体年齢に比べ中身がガキっぽい・若々しいほうがいいのかもしれない。いいのかな?
 
坂口安吾の「青春論」の冒頭に
『今が自分の青春だというようなことを僕はまったく自覚した覚えがなくて過してしまった。いつの時が僕の青春であったか。
どこにも区切りが見当らぬ。老成せざる者の愚行が青春のしるしだと言うならば、
僕は今も尚なお青春、恐らく七十になっても青春ではないかと思い(後略 』
 
そういえば昭和の大昔の曲で
「青春時代が夢なんて 後からほのぼの思うもの」なんて歌詞がありましたね↓

 

 

老後の話のつもりがずいぶんずれてしまった。人生の節目節目なんて
自分から人為的に区切らないほうが良いと思います。
あくまで自分の感想ですが。
青春時代もなければ老後の区切りもない。ただ高校生活が終わった、
仕事を退職した、という事実だけで精神的な一つの区切りをつけるのは
あまり意味が無いことではないかなあ。
上述した「青春論」の終いのほうで坂口安吾はこう言っている。
 
『こんなに空虚な実のない生活をしていながら、それでいて生きているのが精一杯で
祈りもしたい、酔いもしたい、忘れもしたい、叫びもしたい、走りもしたい。
僕には余裕がないのである。生きることが、ただ、全部なのだ。』