何も考えずにぼんやりすることも大事。

構えた感じじゃなく、ただぼんやりする。

座禅とも瞑想ともマインドフルネスともまた違う。

自分は小さい時からすぐぼんやりする体質(ふと気を緩めるとすぐボケボケする)

だったのに、うつを発症し始めてから雑念妄念焦燥感に追われ

ぼんやりする事が困難になった。ぼんやりしたくても

心の底から悲愴感や焦燥感が湧いてきてぼんやりする暇を与えてくれない。

うつを再発するまでの「休閑期」は、ごく自然にボケっとできたが。

 

昔、西五反田の職場で働いてた時、昼休みに外に食事に出たとき

目黒川の橋から下をのぞいて川べりで甲羅干しする亀の姿を見ては

「うらやましいなあ…」といつも思った(この時点で相当心が疲れてたんだと思う💦

(画像はネットからの借り物

 

ただボケっとする。

結構心の休息に必要なことだと思う。

昼寝の後、窓から見える空に浮かぶ雲をぼんやり眺めたり

雨粒の落ちる音をぼんやり聞いたり、

外を通るバイクの配達音やかすかに聞こえる子供の声を聞いてぼんやりしたり。

10分20分もそうやってぼんやりしてれば、心を悩ませていた心配事で

重くなってた心も幾分軽くなってる。なんだそんな大したことじゃないな、と

軽く思えるようになってる。

 

少し古い記事ですが。