スマホやPCで無料で読める青空文庫、

かなりの作品が公開されてるので暇なときにちょくちょく読んでいる。

もちろん心の調子が良いときに。

文字を読むことすら難しいぐらい心が不調な時もたまにはある。

こういう時はさっさと寝逃げしてるけど💦

 

で、青空文庫。

メジャーな昭和・大正・明治の作家の作品はもとより

山本周五郎や吉川英治など時代小説もかなりの数が出ている

最近は中谷宇吉郎という科学者の随筆がかなりの数が公開されてるので

片っ端から読んでいる。この人は雪の研究の大家で

雪の結晶や世界初の人工雪の生成の業績などで有名な人物なんだとか。

で、この人の随筆は読みやすい。頭でっかちで小難しい文章にならず

すんなり読めてしまう。調べてみたら夏目漱石直系の科学者だった。

夏目漱石→弟子の寺田寅彦→中谷宇吉郎 という流れ。

師匠の寺田寅彦の思い出なども書いてるのでそれらを読むのも面白い。

 

ただで読んでるのに文句は言いたくないが

やはり電子書籍(液晶の画面越しに読む)よりも紙の本のほうがいい。

考えてみたら当たり前だが、ページを繰るという触感が電子書籍にはない。

メモが書き込めないマーカーが引けない、手に取ってすぐ開くことができないなど

物理的にモノとしてそこに無い、というのは相当なデメリットだと思う。

 

今あらかた読み終わった中谷宇吉郎の随筆も、余裕があるときに

中古でも紙の本でもう一度読み直したらなお理解が深まると思う。