先日、調べものしてる時タイプミスで 春はいつから で
検索かけてしまったらグーグルがしれっと答えてきてむかついた。
春分の日(3月21日)から夏至(6月21日)までを春と解釈してるそうである。
そんな簡単なものじゃあないでしょうに。
二十四節気でいうと今は「雨水」で
いよいよ春の脈動が感じられる「啓蟄」より前だが
すでに冬の終わり・春の始まりをなんとなく知覚できる。
今週は寒の戻りで寒い日が続いてるけど、
風に乗った空気の湿り気具合や朝晩の冷え込みからも微妙な差異を感じ取れる。
空に浮かんだ雲をみても、そう。うね雲(層積雲)の形というか様子が
冬のうね雲と春のうね雲ははっきり違う。昨日の空に浮かんでたあれは完全に春の雲だ。
多分今週の寒気が最後のピークで、あとは三寒四温でゆるゆると春になってくるはずだ。
そして前にも書いたが、冬が好きで春は嫌いだ。
原因の半分ぐらいは人間が浮かれて4月という時期は忙しくなるからだ
だから人間社会が存在しない状態なら春は嫌いではなく普通だ。(それでも好きとまではいかない
桜の花はきれいだけど、時々桜並木を見ると気持ちが悪くなり背筋が寒くなるときもある。
絢爛豪華に咲き乱れる桜の花に対して感じるふとした不気味さを
桜の木の下には屍体が埋まってると書いた梶井基次郎は天才だ。
(青空文庫で公開されてるので無料で読めます)