昨日、自分担当の主治医に診てもらうため診察に行ってきた。
やはりエビリファイ液剤(つまり、頓服の使用量)を使いすぎかな、と言われた。
それで、自分の現状とパニック障害の治療経緯を照らし合わせて
暴露療法やうつの認知療法の今後の行動指針を少し改めてくれた。
暴露療法を実践してる人はご存じかと思うが、この療法は結構スパルタだ。
アバウトに言うと『発作が怖かろうが徐々に慣れていき回復を目指す』のが
治療のキモなので、その“徐々に慣れる”というところの調節が大事になる。
手綱をうまく操らないと、逆にパニック障害がひどくなる可能性があるからだ。
1:とりあえず、毎日散歩は(外出は)できるだけ続けること。
2:バスや電車へのチャレンジはしばらく保留で、無理に挑まなくてもいい。
3:頓服薬に頼りすぎてる面があるので、渡す量を減らし、
本当にまずい状況で苦しい時だけ飲むように。
という方針になった。
ひとつ前に記事で、ネタ投稿で『何度も見る映画』について書いたせいか
「スタンドバイミー」を今リメイクするとなると、やはりルッキズムの問題が入るのだろうか?
とふと思った。ご存じの方も多いと思うが、映画「スタンドバイミー」はS・キング原作の
青春映画の金字塔で、舞台設定は1959年のアメリカの田舎だ。もしリメイクするなら、その時に
主人公4人が全員白人少年だとか、主要登場人物に黒人が一人もいないとか言われるのだろうか?
公民権法が成立する以前のアメリカ(しかも片田舎)を描いた作品なのに?
筒井康隆氏の文春のインタビュー記事を思い出した。↓
なにか事件が起きると、いまだにゲームや漫画の影響とかいう
連中がメディアにいる現在、作品が成立した時代や舞台設定の時代観を無視して
現在の基準に矯正するような蛮行って知らないだけで結構行われてる気がする。