真夏に聴くミニストリーは良い。
特に80年代~90年代後半までのPaul Barkerとコンビを組んでいた頃の
ミニストリーは、真夏の茫洋とした暑さの中で聴くのが似合う気がする。
数日前にリネットジャパンで古いPCを引き取ってもらったが、その際の
PCの中身を整理してた時にミニストリーのMP3がごそっと残ってたので
懐かしいと思いつつ聴いてたら、フォルダの名前が
「真夏にはミニストリーがよく似合う」だった。
太宰治の名文句、『富士には月見草がよく似合う』の猿真似だろうが、
当時の自分は何を考えていたのか。何も考えて無かったんだろうな。
聴くうちにミニストリー熱が再燃し、朝食食べながら聞いている。
昔、鬱で部屋の中でもがいていた頃の灰色の記憶が記憶の底から
浮かび上がってきて、なんとなく希死念慮覚えたんで慌てて頓服の薬を飲む。
朝8時に散歩、通勤する人らの流れに混じって近所の駅近くのベーカリーに行き
サンドイッチと菓子パン購入。帰宅後入浴・洗濯。
コーヒー飲みながらパンをかじりつつ、The Land Of Rape And Honey聞く。
リアルタイムで聞いていた世代ではないが、このころのミニストリーはとても良い。
鬱々としてた頃よく聞いていたので、思い出深い曲でもある。
うつ病特有の、あの薄暗く冷たく淀んだ心にはノイズギターがよく合う。
真夏には、ミニストリーがよく似合う。
焼けつくような昼下がりの日差しの下で聴くミニストリーは良い。
湿度が低く体感温度も涼しいのでクーラーは付けずに昼寝する。
昼寝後、先日連絡があった荷物が宅配便で届く。
夕飯は先日炊いた雑穀米の残りで味噌汁、卵かけご飯。
主食のコメをいろいろな雑穀混ぜて炊いてるので、ぶっちゃけこれだけでおかずは
いらないんじゃないかとも思う。心の病気のせいか、腹が膨れればなんでもいい。
食事に対する欲求が希薄だ。