飲食店で冷蔵庫や冷凍室、果ては調味料にイタズラするTwitterが後を絶たない。
まじめな話、企業や社会を甘く見ないほうがいい。少年法で守られるとか、謝れば許されるとか、そんな生易しい考えで実行に移すなら、一生を棒に振るつもりで実行しろ。
法律によって守られているから何やっても良い、というのは大きな勘違いだ。少なくとも学校を退学になる、新聞で報道される(名前は隠されるが)、ネットで叩かれるのはまだ序の口で、この程度で企業は容赦しない。ほぼ間違いなく法的措置をとって、損害賠償を求めてくる。
このテの事件が起こると、売り上げが大幅に低下する。風評が一人歩きして、事実無根な噂が発生することもありうる。飲食関係や医療関係はモロにこの影響を受けやすい。だから、必ず報復する。
巨額の損害賠償で。
軽い気持ちでやっただけ、がとてつもない金額になって返ってくるぞ。風評被害を食い止めるため、店は閉店、年間契約していたテナント料の賠償、廃棄設備の賠償、支払うべき人件費、廃棄しなきゃならん食品、お詫びの広告費用、思いつくだけでもこれだけ出てくる。
さらに、従業員の恨みも買う。自分とは無関係のところで閉店させられ、クビにさせられるんだから。
もしも、店主が個人事業主だったとしたら、一生を棒に振らされたことになる。
個人特定されて、背後から包丁で刺されるってこともあるんじゃないか?
賠償額を払うのは親だ。もはや親だって人生を棒に振らされて、巨額の賠償で貯金は0。老後どころか家も車も手放す。子供の教育費捻出どころか、その時点で子供は就職させられるだろう。
こっから先、子供はどんな境遇になっても一生親の影を踏めない。巨額の賠償を払う代償は、金だけの問題じゃない。