「純粋な野球が一番楽しい。プロ野球の厳しい世界を戦ってきて、あの無邪気にボールを一途に追いかけているだけだった、あの頃が一番楽しかった」
よくある発言です。ちなみに俺は野球はやったことない。
引き合いとして出しただけです。
こういう言葉に対して、自分を重ねてみる。
今まで色々とアプリを作ってきたけど、自分に任されて作るのが一番楽しい。
工程もクソいい加減、物理的に無理な納期を押し付けられて、毎日深夜残業だの徹夜だのやらされて、本来の業務と全く関係ない帳票作りに追わされた日々に比べたら、今がどれだけ充実して幸せか。
まぁそれでなくても、自分で仕様を考えて組んで、バグの対策を考えて、今あるもの以上に良いものを作り上げようとするのは、こういう経験があったからなのかな。
※でも、精神論ばっかり先行してきた、ブラック職場のおかげです！とは絶対に意地でも認めるつもりは無いが。
人員は俺一人。一人で何もかもやらないといけない。でも楽しいし、時間が経つのを忘れてしまう。
もうそろそろ寝ないといけないのが分かっていても楽しい。
パソコンのWEBアプリも色々作り込んできたので、そろそろスマホにもトライしたい。
こういう時間が一番楽しいと、引退したプロ野球選手みたいなことを、達観めいた目で見つめる俺がそこにいた。