【ホラー映画っていいね】どこまでも引っ張る怖さ【チャイルドプレイ】 | AQUOSアニキの言いたい放題

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ホラー映画を好きな人っていうのはあんまり居ない。というか、俺の周囲ではあんまり聞かない。
でも俺は好きだ。ビビリだからこそホラー映画を見るべし、という根拠に俺は自信アリだ。

さて、チャイルドプレイ1/2/3を観ました。はっきり言って古い。古い映画だ。
子供向けのおもちゃ人形(電池で動いてしゃべる)に殺人鬼の霊が乗り移って、殺人人形になるっていう分かりやすい話。
画質は悪いし、CGも無ければ、人形はラジコン(おそらく)、逆再生とか古い手法が多い。
だけど、秀逸さをとても感じさせる映画だ。細かい演出がすごく秀逸に作られた映画だと言っていい。
人形がラジコン制御だろうと分かっていても生き生きとした動きになっているし、表情まで憎ったらしい表情を作り上げている。
生きているようで、実際にいるんじゃないかって存在感を感じさせるところが素晴らしい。

殺人シーンで言えば、それほどグロいものは無い。まぁビビらせて飛び降りさせたりとか、絞殺したりとか、
殺人人形の手口は割とフツー。でもゴミ収集車の圧縮機に人を押し込んだり、人形製造ラインの目玉押し込む機械に、実際の人間を置いて眼球潰すとかはアレな気がしたけど。

それにも増して酷いのが、殺人人形がヤラレるシーン。黒こげ、溶熱、こっぱみじん、顔面切断、換気扇の回転羽に放り込まれるとかもあった。
人形だからって酷い・・・。というようなシーンが目白押し。こんな目に遭うくらいだったら殺人人形なんてもんやめて、都市伝説にでもなればいいのにと
思ったりもする。でも、この映画シリーズで怖いのが、これだけやられても追ってくる執念深さ。やっと終わったかと思ったらまだ生きている執念深さ。
全身黒こげ状態でも立ち上がり、さらに銃で撃たれて全身バラバラになっても胴体だけで接近してくる怖さ。さらに首だけになって、「遊ぼうよー」とか言ってくる薄ら寒さ。剥き出しになった眼球がヒヤリとさせられる。

シリーズで言えば、1が最も秀逸で、2が最も怖い。3は・・・ちょっとイマイチ。フツーの映画に成り下がってしまった3以外は秀作だと思う。